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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

今年のお花見 

2017年04月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 今年、私たちは何と5回も花見をしました。

内憂外患の今、「のんきに花見三昧ですか」とお叱りを受けそうですが、

気軽に出かけて足腰を鍛え、脳を活性化させるのも年寄の課題であろうと

勝手に理屈をこねて、花見に浸った春だったのです。

 

 その第1回は、3月11日。普通の染井吉野にはまだ早かったのですが、

名古屋の東山動植物園の梅を見に出かけました。

不思議なもので、梅の花の下でお弁当を広げるのは何故か不釣り合いで、
誰もそうしている人はいません。まだ気温が低いからでもあるでしょうか。                       




 

 ところが、梅林のすぐ隣に早咲きの桜、河津桜が数本、ほぼ満開の

花を付けていて、そこだけが陽光の下、パッと華やいでいたのです。

メジロもやって来て、盛んに花の蜜を吸っていました。

長いレンズを持って行けば良かったのですが、後の祭りです。

 

 第2回目は4月6日、人気が高い愛知県の岡崎城の
桜です。

今年の開花は珍しく東京が日本で一番早く、3月21日でしたが、その後の曇りや雨の日が続き、気温も低めで私たちの愛知県・名古屋は1週間遅れ、3月28日でした。

4月に入っても気温は低めで、七分咲きほどの桜はそれでなかなか初々しいものでした。お昼は屋台のたこ焼き。なかなかの味でした。

お城込みの桜の良い写真スポットが少ないのが残念でした。

 

 次は3日後の4月9日。我が家から歩いて5分ほどの「デッチョ池」です。

奇妙な名前の池ですが、どうもその由来を知る人はいないようです。

農業用の溜池か雨水の調整池として造成されたようで、周囲400メートルほどの池の2辺の土手に植えられた染井吉野の古木が

散り初めて、水面にも花を咲かせていました。

 

 4月16日が4回目。再度、散歩がてら近くの東山動植物園に。

桜にはもう遅い時期でしたが、さすが植物園。開花時期の遅い種類を楽しむことができました。

また、チューリップや石楠花(シャクナゲ)なども爛漫の春を彩っていました。

去年はお花見弁当まで用意しましたが、今年はコンビニのおにぎり。

でも、ビールとデザートは忘れませんでした。

 

 そして、締め括りは長野伊那市、念願の高遠城址公園です。

せっかく高遠まで出かけるのですから、桜が満開で、天気が良く、月〜金の

混雑しない日を選び、しかも早朝に出発しなくてはと

大変な注意を払って、とうとう満開の4月20日に「決行」したのです。

なにせ、自宅から高速道路を走って3時間近くかかります。

 

 ここの桜はタカトオコヒガンザクラと呼ばれ、この地方にしかない固有種で

花は小振りですがやや赤みがあって、独特の趣があります。

その桜と紺碧の空、それに冠雪した中央アルプスの姿をカメラに収めたいと

願うのは誰でも同じ。そんな写真の撮影スポットは良い位置を確保するのが

大変ですが、辛抱強く待って数枚ゲットできました。








 お昼はお花見弁当を考えていましたが、公園の小さな食堂の看板にローメンと

ソースかつ丼があるのを見つけて、迷わずそれに決めました。

いずれも信州・伊那の名物。地元の料理を見逃すことはないと、

それぞれ一つずつ注文して、ワイフと分けあっていただくことにしたのです。

 

 ご存知の方も多いでしょうが、ローメンとはラーメンと焼きそばの

中間のような麺類で、羊肉とキャベツを炒め、やや太めの中華麺と

合わせて作ります。面はやや堅めで歯応えがあるのが特徴です。

また、ソースかつ丼は丼のご飯の上にキャベツの千切りを敷き、

その上にソースをからませた豚カツを乗せるメニューで、

隣の駒ケ根が元祖だとの説もあるようです。

名古屋の味噌カツ丼の味噌がソースに代ったものと考えればいいでしょう。

 

 なにはともあれ、一度の食事で二種類の名物料理を楽しんだのですから

ラッキーでした。花より団子。

 

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