つれづれに

昨日受けた衝撃 

2017年06月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

大型TVが並んだ展示コーナーに、ひときわ美しい映像を生み出す新型TVが3台。
「有機ELテレビ」は今3つのメーカーが発売したばかりで、パナソニックのものは少し遅れて、やがて展示できるという。
昔の白黒TVの白と黒の色は、どちらかと言えば白と濃い灰色だった。所がこれは明らかに美しい白と黒。更にすごいのは、画面からこぼれ出しそうな美しいカラーだ。青カエルの表情・ガラス細工が発する色の世界・夏の夜空に咲く花火の芸術、どれを取ってみてもカラー写真の域をはるかに超えている。
特に花火は、人の目では遠くの細かい色彩を認識しづらいのだが、このテレビは確かに人間の目を超えている。
聞けば、従来の液晶テレビは、例えばスライドの背後から光を当てる事で発色させてきた。よって、黒には光を当てないのだが、わずかの光が当たることは避けられなかった。だから黒が「真の黒」にならなかったのだという。
それに、スライドのような「細かい面」だったものを、針の先よりも小さな「点」の粒が発光するという。
従来の一番進んだTV画像に「4K」があるが、有機ELのTVはこの原理さえも覆したものだ。「百聞は一見に如かず」の通り、このテレビは、見た私の心をとりこにするのだが、何しろ50数万円の値段も立派なものだ。
機械(ハード)は出来たが、ソフトとなる「放送」はオリンピックまでに間に合うかどうか。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ