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パトラッシュが駆ける!
嘘をつけ
2017年08月05日
テーマ:テーマ無し
今を盛りの男女が、ホテルの一室において、一夜を共にした。
「でも、一線は越えていません」とおっしゃっている。
それぞれ、記者会見まで開き、明言しておられる。
これに私は、思わず、笑ってしまった。
そして、ある評論家のことを、思い出した。
堀秀彦さん。
教育者であり、ある大学の、学長まで務められた方である。
人生論を得意とされていたようで、その著作を、幾つも残しておられる。
新聞や雑誌において、人生相談を、担当されていたこともあった。
ある時、若い読者からの、こんな相談が寄せられた。
「僕達は、結婚を約束した仲です。彼女との、身体の関係は、
まだありません。結婚式が済むまで、我慢すべきなのでしょうか?」
昭和四十年代のことである。
性への考え方は、今と大分違う。
それにしても……である。
私は先ず、相談者の方に、笑ってしまった。
そんなことも、自分で決められないのかよ……と。
堀先生は、これに対し、丁寧にお答えになっている。
「その欲求が、身を焦がすほどに、強いことは、よくわかります。
しかし、それを抑え、結婚式が済むまで、
二人の清純な関係を守り通したなら、それは、
その後の人生において、大いなる誇りとなるでしょう」
当時、若かった私は、これにも笑ってしまった。
教育的配慮に満ちた、その模範解答にである。
そりゃ「どうぞおやりなさい」とは、立場上、
言えないであろうけれど、先生の回答は、助言の域を越え、
むしろ訓導に近い。
もしかして堀先生は、戒律厳しい宗教の、
敬虔な教徒なのかと思ったりもした。
* * *
前述の男女は、記者会見するくらいだから、ただの市井人ではない。
それぞれに、公職に就いておられる。
男の方には、妻子が居る。
しかし、離婚調停の最中だそうだ。
これが問題を、ややこしくしている。
不貞行為には、当らないのではないか……
なんてことを、当の本人が、言い出したりする。
実にもう、ばかばかしい。
本来、大騒ぎするほどのことではない。
単に男女の、色恋沙汰なのである。
秘すれば顕れる。
その公人に、価値ありとみれば、メディアが放っておかない。
その好餌になったに過ぎない。
* * *
毎週木曜日、私は新聞の朝刊を開くや、広告欄を眺める。
紙面の下段に、週刊誌の宣伝が、載るからだ。
「週刊新潮」と「週刊文春」この二誌は、ライバル関係にあるらしいが、
不思議に、その名が並んでいる。
さながら、ヨドバシカメラとヤマダ電機が、通りに、
軒を並べるようなものだ。
客の奪い合いを、危ぶむ向きもあろうが、実は逆なのかもしれない。
羽子板市でも、ほうずき市でも、店がずらり並ぶから、良いのである。
選択の幅が広がる。
週刊誌にだって、相乗効果というものは、あるのかもしれない。
週刊誌界の、覇を競う、両雄である。
著名人のスキャンダルの暴露にかけて、これほど、熱意を持ち、
そして実際に、やり遂げているメディアは、他にないだろう。
その広告には、刺激的なコピーが並んでいる。
前述の男女の場合は「略奪不倫」である。
他にも「まつエクしている場合か稲田朋美」なんていうのもある。
まつエクとは、何だかわからないが、要するに、稲田防衛大臣を責めているのであろう。
これが、新潮。
もう一方の文春だって、負けていない。
「えこひいきの女王 稲田朋美の本性」なんていうのがある。
「松居一代『汚れたカネ』を暴く」なんていうのものある。
その他にも、びっしりと、刺激的な文字が並んでいる。
それらを目に追って行くと、現在ただいま、
この世に起きていることが、おおよそわかる。
テレビのワイドショーは、しばらく、この話題で、
もちきりになるのだろうな……
ということもわかる。
わかれば、それでいい。
私は、新聞の伝えない、下世話な情報を得るだけ。
週刊誌は買わない。
四百円がもったいない。
その金で、ビールを飲んだ方がいい。
私は、吝嗇な読者であり、広告を見るだけで、十分としている。
* * *
よくも、まあ、いけしゃあしゃあと……
という思いが強い。
「男女の関係には、至りませんでした」
笑止とは、こんな弁明を言うのでは、あるまいか。
多くの人が、信じられないであろう、もう一つの弁明がある。
こちらは、男同士である。
「腹心の友」だそうだ。
ゴルフを一緒にプレーされる。
しばしば飲食を共にされる。
しかし、互いの仕事、今、取りかかっている課題などは、
話さないとおっしゃる。
話すよなあ、普通、友達なら……
私には、そういう、潔癖な関係というものが、とても信じられない。
彼らの、その顔がいけない。
私はそこに、清廉を感じることが出来ない。
私は、テレビを見ていると、腹が立って来る。
見たくない顔を、次々、見せられるから、困る。
そこへ行くと、活字はいい。
拾い読み出来るからいい。
新聞が好きだ。
週刊誌の広告が載っている。
買いはしないけれど、それを見るのが好きだ。
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高知も暑かったでしょう
我太郎さん、
お久しぶりです。
見え透いた嘘も、それが芸能人なら、笑い話で済みますが、国会の場でとなると、困りますね。
野党、マスコミとも、追及の手を緩めないでほしいものです。
お会いになりましたか、やいろ鳥さんに。
動静が定かでないので、心配をしておりました。
お元気で居られるなら、何よりです。
水彩画を、ナビのギャラリーに発表するという手も、あるのですがね……
2017/08/08 12:13:02
ご無沙汰しています
新聞もテレビも見ませんが、バカバカしい騒動はスマホの今日のニュースとやらで勝手に知らせてきます。
色恋沙汰なんて取り上げるべきでないと思っていますが、面白がっている人が多いようですね。
嘘も方便て言いますが、国会答弁では許せません。
一時に噴き出たタイミングは何なんなのかの疑念はありますが、何であれ加計学園問題はきっちり始末つけて欲しいものです。
暑中見舞いに拍手ありがとうございます。
先日ねこままんま亭主人にお会いしました。
水彩画に凝ってネットは忘れたそうですが、自分で運転してゴルフに行ってるそうです。
2017/08/07 18:48:30
見習わなければ
彩さん、
さすがに、信仰を持っている方の意見は、他人に対する、寛容の心にあふれ、そこに余裕が感じられます。私のような凡人は、つい、ストレートに怒りをぶつけてしまいがちです。
テレビのワイドショー、もううんざりです。
と言いながら、つい見てしまう、愚かな自分が居ます。
2017/08/07 14:20:26
「人間だもん…」
まだ30代の男女の話。
おっしゃるように、
>よくも、まあ、いけしゃあしゃあと……
と、テレビの前の私も口走っていました。
でも、相田みつをさん口調(?)で「人間だもん」って言っても上げたいですが!
最近のテレビ、特にワイドショー、国会中継も
暑苦しくて、もう嫌ですね。
2017/08/07 11:51:54
でっちあげ業界
「してやったり!」。
今朝は気分が良い。何でか〜。
パトラッシュさんの結びの3行に共鳴したからです。
私は常に、マスコミ業界を胡散臭く思っています。
マスコミ人種(御用評論家を含めて)を信用していません。眉唾です。
まして週刊誌は酷いものですね。
ですが、新聞で競っている大広告の見出しの酷さ加減を比べるのは楽しいです。(笑)
2017/08/06 09:31:19
私は時代遅れでして
夏の葉さん、
「見出し派」は、結構居るようですね。
週刊誌なんて、買って後悔することばかりですから。
「まつエク」って、何なんでしょうね。
さっぱりわかりません。
2017/08/05 18:27:20
越える越えない
吾喰楽さんなら、
多分自制するでしょう。
そういう潔い人だと思っております。
今は独身なのですから、もう越えたって、構わないのですがね……(笑)
2017/08/05 18:23:01
新聞離れ
COSMOSさん、
おっしゃる通り、新聞離れが、進んでいるようです。
インターネットの発達が、大きく影響しているようです。
ペーパー&活字に慣れ親しんだ者としては、残念でなりません。
他人はともかく、私は、死ぬまで新聞を取るつもりでおります。
紙媒体により、今日ある私ですから。
2017/08/05 18:17:47
アッハハ、私もなんですよ。
なにがって、週刊誌の見出しだけ読んで、
買わないって、いうの。
私けっこう好きなんですよ、見出し読むのが。
よくまー、こんなキャッチコピー考えるなぁ、ってしょちゅう吹き出します。
面白いですねぇ〜。毎週木曜の楽しみです。
それで中身を読んだ気になって、
ついでに世の中今何が話題になってるかを分かった気になって。
たしかに、時々、これ何のこと?って首ひねるのがありますね。
うん、「まつエク」? 何かな・・・?
2017/08/05 16:24:10
据え膳
基本的には、どうでも良いと、思っています。
勿論、政治家の場合だと、公務に支障をきたしたり、公費を私用に使うのは許されませんが。
仰せの通り、「一線は越えていません」は、信じられません。
でも、私なら、有り得ます。
昔から、私、据え膳を食わぬ男なんです。
2017/08/05 10:50:00
同感です
テレビでいやな顔を見せられるより新聞の方がいいですね。テレビのCMでも見たくないCMがあり局を変えます。拾い読みできる新聞がいいですが最近は読む人も減っているとか。我がマンションでも古新聞の回収日に出している人は4軒だけ。あとは読んでいないということでしょうか。
2017/08/05 08:59:12