つれづれに

一本の鉛筆 

2017年08月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:好きな歌・歌手


♪一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く
  一本の鉛筆があれば 人間のいのちと 私は書く

美空ひばりさんが歌ったこの曲。昭和49年8月9日の第一回広島平和音楽祭で実行委員長の古賀政男さんのプロデュースで書き下ろされたものです。 その後、昭和63年の第15回広島平和音楽祭でも歌っています。
(あるサイトより引用)

昨日も早朝4時半に起床、朝食の後仕事着を整えて車で40分の奈良市へ。最近の2日に一度のパターンだ。年齢4つ上の兄が趣味で野菜を作っているが、その畑が2反もあり、寄る齢のせいで兄一人では手に負えないので私に応援を求めてくる。
「一人でできないのなら、もう畑作りはやめとけよ」
それが私の偽らざる想いだが、兄から畑を取り上げたら後に残るものは何もない。他人であれば相手にする事ではないのだがそうも行かず。「私にはほかにやる事が山程あるのに」と思いながら、仕方なく協力している。

今の時期は、猛暑の中を外での農作業はきつい。
だから夜明けと同時に奈良へ向かうのだ。午前中に仕事を終えないと、35℃の暑さでは体が持たない。
昨日は上着が、汗で洗濯機の中の衣類と変わらぬほど濡れたので脱いでしまい、ついに裸になった。直射日光の下でも何とか2時間ほどそれで頑張った。仕事はと言えば、雑草取りと、収穫時に出る野菜くず・雑草を同じ畑にある償却場所まで一輪車で何度も運ぶ。きつい仕事だが私の身体は何とか応えてくれている。私も若くはないので、熱中症で倒れるギリギリのラインだ。若い労働者でさえ、炎天下を裸での作業はやらないはず。
兄夫婦は私の応援に気を使ってか、午後はカラオケをおごってくれるという。これでおごりは2回目だ。

今日の話題はここから・・

兄貴のおごりで2人して市内のカラオケホールへ。
今日の客数はまずまずの12名ほど。
一人が客の前に立ち歌い終えると、一周して自分に次の番が来るまでの間は席に着き、他の客の歌を聴き拍手をしてお茶を飲む。12名の客なので、1曲5分弱として次の順番は約1時間後。この人数は次の順番まで待てる限界だ。これより増えると店を後にすることにしている。
取りあえず1曲目に歌った私の歌は冒頭に書いた美空ひばりの歌「一本の鉛筆」だ。これを歌い終えて私が自分の席に着くと、隣の席で聴いていた兄が
「明日は八月六日の原爆記念日だな」
私は意識してこの曲を選曲した訳ではなかったが、言われれば確かにそうだ。

話はそれるが、唯一の被爆国である我が日本は、核兵器禁止条約締結に向けた国際会議に不参加を諸外国に公表したという。
これには他国に異論と不満があるのは当然だ。不参加の理由は正当化して述べられているが、不参加を決め込むことにより、唯一の被爆国である日本が果たす役割を放棄したと取られても仕方あるまい。もう少し他に取るべき道はなかったのだろうか。

 写真1奈良市内にある畑全景
 写真2胡麻の葉摘み作業(左奥が作業前 右手前が
             終了後)



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