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「戦争孤児たちの戦後史」 

2017年08月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:ご苦労様でした

山へ行くために早起きした昨日、NHKテレビで上記のタイトルの番組をやっていた。
両膝周りにテーピングをしながら少し見ていた。

男女二人の高齢者が出ていたが、
男性の方は、戦争で目が悪くしたらしく、誰も助けれくれる大人はなく、やがて同じような孤児と知り合い、大変良くしてくれた男の子がいたが、その子は電車に飛び降りて死んでしまった、と泣いて話していた。
「自分が起こした戦争でなく大人が起こした戦争だ」と大人を、社会を憎んだそうです。

女性の方は、地方から兄弟で上京し、上野駅で
サツマイモを分け合った食べていたそうだ。「お父さんがいたらなぁ」といつも思ったそうで、番組のために上野駅のそれらしき場所に立って、思い出したのか泣いていた。
結婚するも、自分が上野でこういった生活をしていたことは言えなかったそうだ。
夫にそんな女と結婚したのかと思われたくなかったからだとか。その夫ももういない。

うちのお袋も東京の目黒の下町に生まれ、実家は、染物屋で銀座の呉服屋に着物を卸していたそうです。
兄妹で疎開してそのまま居ついてしまったようです。どうでもいいことだけど。


自分の悩みなんてあの人たちの苦労から見たらとてもとても悩みのうちに入らないだろう、と思うのでありました。

と言っても明日あたりになったら忘れてしまうんですが。


東京駅構内のタリーズにて



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