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今だにこんな本が出るんですね 

2017年10月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:変わらない日本のサラリーマン体質

昨日、書店の新刊コーナーで「5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人」なる新書が並べてありました。

ドイツの長年在住している日本人男性が書いたようです。
中身は見ません。見ても書いてあることが予想できるからです。

私から見ると、まだこんな本を出しているのか、
というのが率直な感想。
出版するからには売れると思って出しているはず。

この手の本は、少なくとも20年前からあったと記憶します。
「残業なしでもできる」
「ノー残業ディ」
「できるサラリーマンは定時で帰る」
などなどをキーワードにした本は資源の無駄遣いと思うほど出版されいます。

なぜ日本のサラリーパーソンはかくも残業するのでしょう。
ざっと思いつくだけでも
1仕事の能力がない
2残業代が欲しいのでわざとゆっくり仕事をする
3みんなが帰らないので帰りずらく結局残業してしまう
4人手がなく何人分の仕事を一人でしてる
5なぜ仕事をするのか突き詰めて考えたことがない
6会社の習慣上長時間の会議など時間の使い方に無駄が多い
7上司もしくは人事が残業をする人を評価する

どれも日系企業に当てはまりますね。
もちろん、欧米系の外資系会社にも当てはまる項目がありますけど。

でも基本的に「おかしなことをおかしい」と言えないんでしょうね、日本人は。

大手企業もほとんどブラック企業でしょう。残業の多さから見ると。

仕事と自分のプライベートな時間とどちらに比重を置くべきかなんてあまり考えないんでしょう。
というか考える余裕がないんでしょうね。

50代になれば先が見えてきて否応なく考えるのですが、20代から40代はまだ目の前にある自分の仕事をこなすので精一杯なのかなぁ。

日本は祝日も海外と比較して多いそうですが、みんな一斉に休まないと不安で休めないのでしょう。

もう一つは今問題に成りつつある「下流社会」でしょう。
若くても正規社員になることができなくなってきて
低収入、長時間労働が増えてきたせいもあるかも。

もっとも最初から正規社員にはならず、もっと自分の時間を大切にしたいという人たちも増えてきているので、少しは多様性が出てきたのかも。

何れにしても日本の企業は意識改革しないと他国に追い越されるのは時間の問題。
・年功序列の廃止
・人事部の権限の縮小
・長期にわたるリーダーの育成
・有能な役員・社員を外部から積極的に取る
・シフト制への移行
・有給休暇、産休などの完全消化の義務付け

などなど。まだいっぱいあると思います。

自分にとって人生で大切か、どう生きたらいいのか、何て考えるのが日本人は苦手なんでしょうか。

やっぱり何か人生の転機に出会わないと考えないのかもしてません。

私も50代半ばから色々今後どうしようかと時間があると考えていましたが、もっぱらもう仕事をしなくなったら今の資産(預金、年金)でいつまで暮らせるのか、なんてことが中心でした。

時には、自分が大切にしたいこと、やりたいこと、を考える時間を作るの必要がありますね。

でも私の場合、いつも考えると頭がおかしくなるので、「時々」ということで。

電車内のサラリーマンを見て、この人たち本当に生きているのかな、なんて考えてしまいまいした。

そういう自分はどうなんだろう。


本当はもう死んでいたりして。
自分はただそれに気づかないだけかも。

私は誰でしょう。




ジムへ行く前のタリーズにて



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こんにちは。

マキさん

ひと昔前のお話ですね〜。買う人もひと昔前の頭の人でしょうかね・・・??

2017/10/25 13:47:19

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