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たかが一人、されど一人

やっと実質的国会審議 

2017年11月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日やっと実質的国会審議が始まった。憲法違反とも言われる120秒国会と言われる第194臨時国会での冒頭解散9月28日以来であるが、実質的には6月18日に閉幕した第193通常国会からずっと国会は開かれていなかった。この5か月の間に安倍政権は閉会中審査のアリバイを強調するだろうし、総選挙さえ行ったと胸を張るのだろう。国会が開かれなかった理由は、どう考えても安倍総理自身に降りかかった森友・加計疑惑からの逃避である。従って昨日始まった審議にしても全てが異例づくし、11月1日に召集された今国会(第195特別国会)の会期は12月9日までと決められているが、未だに総理大臣や有力閣僚の所信表明や野党党首の質問すら行われていない。そして昨日はいきなり衆議院の「文部科学委員会」だけ開催される運びとなった。議会の運営は与党自民党と野党第1党の国対委員長の話し合いによって決められるらことになっているらしい。この話し合いについても自民党は相当な戦略を練って臨んだのだろう。昨日の委員会審議はテレビ中継されてはいないが、酷いものだ。自民党側からすれば「君たちがしつこく要求する加計問題についての集中審議で結構だ。」と野党要求に丁寧に応じたと言いたいわけだ。しかし審議時間は僅か4時間、しかも質問時間の配分が従来とは異なり与党に大幅(80分)に割り当てている。野党6党は160分だが、この中には野党と言えるかどうか日本維新の会が含まれている。本来与党は国会審議の質問を大幅に野党に割り当て、法案に野党支持者の意見を反映させなければならない。この時間には政府の答弁時間も入るので、昨日の実質発言時間の結果は政府・与党が計61%、野党は39%となってしまった。質疑の内容を人によっては「野党側から何も新しい事実の提示も無く、与党を追い詰めるに至らなかった。」と言う。多くの人は4時間もの審議を聞き続けるほどの暇は無い。マスコミ報道を見て与党自民党の作戦勝ちと拍手喝采するのだろうか。野党とすれば新しい事実を突きつけるまでも無く、これまで主張してきたことに誠実・丁寧な回答を求めるだけで十分なような気もするのだが。何れにせよ、国会審議が開始されるまでは政治絡みのことを書かないとしてきたが、審議が始まっても建設的なことを書けそうにない気がする。

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