つれづれに

北海道の旅(九) 

2017年12月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅日記 

第9日 礼文島  

朝ライダーハウスを出てすぐに、車に積んだパソコンで礼文行きフェリーの時刻表を調べたら何と、ユースホステルチェックインに、楽に間に合うフェリーの出港時刻は午前11時5分だ。今は朝九時すぎ。
ここから稚内までの距離を見ると、車を飛ばしてやっと間に合うみたいだ。予想通りフェリーターミナル
に出港15分前に到着。あわてて荷物を作り搭乗カウンターに走ったら、リュックに入りきらない着替えなどを入れたレジ袋を、ターミナル駐車場に入れた車に忘れたことに気付いた。
時間が足りなくて取りに戻れない。ついでに携帯も忘れていた。両方とも無くても何とかなる。一人旅はかなりアバウトでも出来る。
昼飯のタイミングを失うことだって、そんなに重要ではない。
フェリーは2時間で礼文島に到着。泊まるユースホステルは対応のユニークさが道内で有名だ。
そこの若い8人ほどのスタッフ(ヘルパーと呼んでいた)が、車でターミナルへの送迎・宿での接客・炊事など一切をやる。このユースでは食事後の皿洗い・床の掃き掃除・雑巾がけなどは客の仕事だ。
テレビは無く、部屋(2階の回り廊下に2段ベッドが並んだだけで仕切りがない)での飲食・飲酒・喫煙は禁止だ。
夜7時半からミーティングがある。客とスタッフの交流会だ。
私は若い頃からユースのミーティングのことは聞いていて、一度泊まってみたいと思っていたのだ。
特にミーティングでは、あわよくば歌を一発ぶちかますつもりでいる。
おとといの摩周湖ユースホステルでは客が思ったより少なかったが、こんな雨なのに、外国人を含めた40人ほどの客数はいつもより多いらしい。
ミーティングは4人の男性ヘルパーが大学の応援団よろしく大きな声で (港での出迎えからずっと)
客を巻き込みながら歌ったり踊ったりのパフォーマンスをやった。
事前に相談をしなかったので、ミーティング中に私が歌う事は出来ず、終了後に5~6人集めて、「千の風に~・花は咲く」など5曲ほど歌った。私のパソコンから出る小さな音だけのカラオケ設備だ。もちろんマイクなど使わない。最北端の地の夜は雨音と共に更けた。

写真?ユースホステルの名物 夜のミーティング
写真?出発前客全員で清掃作業



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