体験イベント
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シニア・ナビ事務局の公認メンバーである「衛星劇場」(松竹ブロードキャスティング)とのコラボによる『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』上映会&交流会が5月21日、都内の東劇ビル(築地4―1−1)で開催されました。
「衛星劇場」は松竹直営のCSチャンネルで、『男はつらいよ』、『釣りバカ日誌』シリーズをはじめとした松竹映画や日本の伝統芸能である歌舞伎や落語、人気の韓国ドラマなど、バラエティに富んだ、上質なエンターテイメントチャンネルです。
今年はこの「衛星劇場」が開局25周年という節目の年にあたり、さまざまイベントやキャンペーンが実施されていますが、今回もその一環として、シニア・ナビのメンバーのためだけに、普段は入ることのできない松竹本社試写室で、上映会を行ったもの。あわせて、上映会終了後に同ビル地下1階にある「tsukiji kitchen」という素敵なお店で交流会も開催されました。その当日の様子をレポートします。

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体験イベント 東劇ビルは、地下鉄東銀座駅6番出口から徒歩1分。駅地下から階段を上がって地上へ出ると、前方に白い外観に赤いラインの特徴的な建物を仰ぎ見ることができます。
松竹本社試写室はその東劇ビルの3階にあります。試写室というのは読んで字のごとく、映画などを試しに写す室のこと。主に一般公開される前の映画を、映画評論家や関連雑誌の編集者など、いわゆるマスコミやその関係者に先に見てもらうために使われています。恐らく映画監督や俳優の方々がお見えになることもあるでしょう。そのためか、普通の映画館と遜色ないというか、まったく同じ立派な設備。さすが松竹さんというべきですが、つまり、ここは通常なら一般人はなかなか入ることができないわけで、この試写室に入れることだけでも参加する価値はある、と断言していいと思います。
今回上映された『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』は、シリーズ第17作として1976年に公開。ちょうど40年前ですね。第50回キネマ旬報ベストテン第2位に輝いた名作です。『男はつらいよ』シリーズはマドンナ役にも注目ですが、この作品でマドンナ役を務めた大地喜和子は同賞助演女優賞を受賞しています。昭和の名優・宇野重吉が、息子である寺尾聡(後に名曲『ルビーの指輪』で大ヒットを飛ばした、あの方です)と共演していることでも注目されました。寅さんシリーズの中でも選りすぐりの1本といっていいでしょう。


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体験イベント上映終了後、皆さんはそのままエレベーターで地下1階へ降り、「tsukiji kitchin」へ。同店は、洋食レストランのメイン料理など、幅広いメニューを厳選されたワインとともに楽しめる“築地の台所”。
そんな「tsukiji kitchen」ではじまった交流会。その様子は、度々開催されているシニア・ナビのイベントに参加されたことがある方なら想像つきますよね。初めて会う人とも不思議に会話が弾み、盛り上がるのはいつものことですが、今回はとくに、その前に映画の上映という共通の時間を皆がともに共有したことで、いつも以上に盛りがっている、と感じました。皆さん、大いに飲んで、食べて、話に花を咲かせて、途中、席替えがあってもうひと盛り上がりでした。

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体験イベントもう一つ、この交流会の中で、メインイベントして行われたクイズ大会についてもご報告しなければ。「衛星劇場」のスタッフの一員であるジンパチさんが司会者となり、寅さん映画に関するクイズを出題。たとえば、とらやで寅さんからの電話をさくらがとったとき、昔懐かしの黒電話の後ろに置いてあったのは何か? とか、寅さんとぼたんが出会った宴会が行われた旅館の名前は? とか、ぼたんが繁華街を歩くシーンで流れていた曲は何? とか、トリビア的な問題です。よほどじっくり、細かいところまで注意して映画を見ていなければ答えられない問題ばかりで面白かったですが、驚いたのは、皆さん、意外と正解が多いんです、いや、ほんとよく見ているなあ、と感心させられました。
解答はグループごとで、一番多く正解したグループには寅さんのDVDや名言集など豪華商品を贈呈。2位のグループにも歌舞伎座グッズなど、3位のグループは現在公開中の映画『殿、利息でござる』の鑑賞券が贈られましたが、解答数に差がつかなくて、最後は代表者によるじゃんけんで順位を決定!皆さん一体となって盛り上がってました。さらに、参加賞としてしおりも配られ、皆さんもれなく賞品をゲットできて、ホクホク顔で帰途につかれたご様子でした。

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体験イベント皆さんに感想を伺った中で、一番多かったのは、やはり昭和という時代への懐かしさ。「昔を思い出しました」という素直な感想から、「今だったら絶対にこんな映画はとれないね」という製作者目線のものまで、表現はそれぞれながら、一様に「郷愁を感じた」という人がほとんどでした。
また、「昔の映画はたいてい画質が荒いけど、ここはきれいな映像でよかった」と、なかなか専門的な意見もありました。総じて皆さん、「いや〜、映画って本当にいいですねぇ」「来てよかったです」と絶賛され、上映会は大成功と言っていいでしょう。


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体験イベント今回、シニア・ナビ事務局とコラボした「衛星劇場」は、シニア・ナビ内においてメンバーとして活動をし、サークル「えいげき倶楽部」も立ち上げています。サークルでは全国のメンバーが参加できるイベントを定期的に開催しており、参加者には抽選で豪華商品もプレゼントしていますので、この機会にぜひサークルに加入してみてはいかがでしょうか。
サークルを通じて「衛星劇場」と一緒に楽しみましょう!


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