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たかが一人、されど一人

脳検査 その1 

2012年04月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

先々週の日曜日地下鉄駅のホームで一瞬意識を失った事を書いたら、大勢の方から脳検査を受けるように勧められた。ご尤もな事と思ったので、先週定期訪問している泌尿器科の医師に相談したところ、確かに年齢からしても軽い脳こうそくの恐れがあるかもしれない。一度検査を受けてみたらとの事で先生を紹介してくれた。病院は歩いて行ける要町病院、ここに週に1回、同僚である日大の教授が出張して脳神経内科の外来を診察している。大学病院で予約を取るよりは楽だと思うので、行ってみなさい。泌尿器科からの帰りに要町病院を訪ね、正式な紹介状無しで、口頭で紹介者の名前を言ってを申し込むと、うまい具合に5日の予約が取れた。そこで昨日、3時半の予約だったが、初診でもあったので3時頃訪れた。病院は古くて薄暗く、ゾンビになりかけの老人と付添らしき人達で溢れている。婆さんは「あそこは、日大病院で手の施しようがなくなった患者を移送して、末期を待つ病院よ。」と縁起でもない事を言う。手続きを終えて待つほどに看護婦さんが現われて、どんな症状だったか、又紹介をしてくれた先生との関係について質問があった。簡単に答えると、それでは先にCTを撮らせてもらっていいですか?と実に手際が良い。こちらはそれが目的で来ているようなものだから、勿論否はない。検査が先になったので予約の3時半はスキップされて、検査終了後しばし待つことになった。その間も看護婦さんは実に丁寧に了解を求めてくる。こちらは午後は潰すつもりで来ているので、何も問題ない。また、最初は椅子にも座れないほど混雑していた患者が減っていくのを観察していると飽きない。診察を終えて直ぐ入院だと言えに電話をする人、家族に付き添われてよろよろ歩いたり、車椅子に乗せられる人。ストレッチャーで運ばれてきて、そのまま病室に帰る患者と付添の家族と看護婦のやり取り。面白いと言っては失礼だろうが、俺も何時かはあんな風になるのかな、との思いも。手洗いに立つと、病院て所はどこもそうなのかもしれないが、びっくりするほど綺麗なのに感心した。患者があらかたいなくなり、4時半近くなった頃やっと診断の段取りになった。診断の結果は未だ出ていないが、ここでもまた一つ感心した。これまで実に多くのお医者さんを受診したが、これほど丁寧な診察は初めてといってもいい。診る事が難しい脳内のこととはいえ、頭のてっぺんから爪先まで、特に口の中なんか何の関係があるのかと思ってしまう程丁寧な触診や、目とか手足の運動テスト、叩いたり針で刺したり引っ掻いたり擽ったり、様々なテストと問診が繰り返される。3分診療になれているで、ある種の感激でもある。CTの映像からは特に問題らしきものが見当たらないので、診断の結論は勿論今日は降りない。来週の再診予約と同時に、それまでの追加検査の予約を手際よく段取ってくれる。脳波は来週火曜日に当院で、MRIも一応撮りましょうと、池袋のホテルの中にあるメディカルスキャン池袋に6時からの予約を入れてくれた。その上で来週水曜の10時半に来てくださいとの事。会計前に検査用の血液を採取してもらい、池袋西口のホテルまで足を伸ばし、MRIの検査が終わったら6時半になっていた。陰気な雰囲気の病院ではあったが、ドクターやナースは皆親切でいい病院だった。

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