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たかが一人、されど一人

雨雲を通して 

2012年05月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は東京スカイツリーの開業日であるようだ。一昨日の大相撲千秋楽と浅草三社祭に引き続き下町は大いに盛り上がっているようだ。惜しむらくは天気が悪い。ものは考えようで、ご商売で期待している方もこれから先のことを考えれば、初日からあまり飛ばさないで、ゆっくり様子を見ることが出来て却って善いかもしれない。煙と○○は高いところが好きとばかりに、展望台一番乗りを目指した方々には少しお気の毒ではある。スカイツリーのお陰で東京タワーへの観光客も増えているようだし、結構な事だ。小生も○○の類で高いところは好きだが、似たような風景は筑波山々頂から見る方を選んでしまうかもしれない。でも日本の技術の粋の結晶であるらしいし、何時か一度は行ってみるのもいいだろう。政治家が外国に行くより、スカイツリー完成の情報を発信する方が余程日本をアッピールすることにもなるだろう。昨年の原発事故や円高の影響で減ったとされる外国からの観光客の呼び水になる事を期待しよう。「Always3丁目の夕日」ではないが、昭和33年7月初めて上京してほぼ1か月間、毎日のように飯田橋から三田に行く都電から建設中の東京タワーを見上げていた。建築の目的も知らず、只々遥かに見上げる空中に吊り上げられていく鋼材が、マッチ棒のように見えてびっくりしたことを覚えている。今度のツリーは機能的には東京タワーと同じ電波の発信塔らしい。首都圏に高層ビルが建ちすぎて、タワーからだと電波障害が起きるところが余りに多くなりすぎたとの事、さもありなんだ。素人の悲しさ故に理解はしかねるが、タワーとツリーでは資材技術共に相当の差があるようだ。建設中にあの311大地震が起きても、ビクッとしたかどうか知らないが、大変な支障が生じたとは聞いていない。因みにタワーの方とて、最上部の細いところが幾分ひん曲がっただけと言うから、日本の建設技術はやはり世界に誇れるものだろうと推察する。技術立国であるのは明治維新の際の富国強兵策で造船技術に取り組んだせいと聞いている。今や嘗ての産業牽引車であった自動車や家電、メモリーチップは後進国の価格競争に煽られて些か苦しんでいるが、ロケットビジネスや航空機等ではやっと軛を解かれて羽ばたきつつあるようだ。何れにしても我が国のものづくりの伝統は尊い。時計もカメラも、はたまた食品から料理に至るまで、何をさせても日本人は器用だ。小生は全く落第だが、明るい未来を見つめて若い人に伝統を上手に引き継いでほしい。

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