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平成の虚無僧一路の日記

クモの糸をバイオリンの絃に 

2012年07月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



中日新聞、日曜版「新聞で学ぼう」が面白い。

生物の克明な観察から、さまざまな応用がなされて
いるそうです。先日は「蚊に刺されても痛くない」
ということから、蚊の針は3本からなっていることを
突き止め、これを注射針に応用して、刺しても痛く
ない針を研究開発中との記事でした。

今日(7/1)は、「クモの糸」を撚り合わせて作った
絃をバイオリンに使用したら、という内容でした。
研究しているのは奈良県立医科大学の大崎茂芳特任
教授。

捕まえたクモは300匹。クモの習性を調べ、クモが
元気なうちに気持ちよく糸を吐いてもらうことなど
試行錯誤を繰り返し、1万数千本のクモの糸を手で
撚り合わせたといいますから、気が遠くなりそうな
作業です。こうして作られた絃は、市販の絃より
何倍もの「倍音」が出ることがわかりました。

尺八でもそうですが、この「倍音」を多く出すことが
聞く人に“心地よさ”を与えます。

「クモの糸」の絃は、2〜9倍の「倍音」、特に
「8、9倍」の倍音が強く出るとのことで、プロも
垂涎の「黄金の絃」となりそうです。

ところで『蜘蛛(クモ)の糸』は芥川龍之介の小説ですが、
大崎教授は、こうして作られた「クモの糸」で 自分も
ぶらさがることができたとのことです。

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