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小春日和♪ときどき信州

本・百田尚樹 「海賊とよばれた男 上」 

2012年09月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      読書備忘録 

          

 内容(「BOOK」データベースより)
敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か―実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説、前編。

 モデルは出光興産の創業者である出光佐三氏

他の企業がどんどん人減らしをしているのに、店主の鐵造は一人の首も切らなかった。だから海軍燃料タンクの底を浚う仕事が出来るほどの人員があった。

知らない、知らない、知らないことがたくさん書かれている。GHQの事だって・・・そんなこと知らなかった。

神戸の学生時代にもうすでに、生産者も消費者もともに潤う、問屋を通さずに生産者からの直接販売を唱え、卒論では石炭の終わりを予言。で、神戸商工の創設者もすごい人だけれど、鐵造、この人すごいなぁー・・・
神戸商工を出たら大手銀行や商社に就職するのに従業員たった3人の小さな店に入る。この経緯もまた・・・

台湾出張で初めて太平洋を見て出てきたのが、コロンブスとマゼラン!これもまた・・・

そして途中、あぁあぁーーーそういうこと。だから出光美術館が門司にね・・・で、門司に行ったときに見学してこなかったことに、がっがり!


「半官半民の会社などを作るとろくなことはない」「親方日の丸の商売がうまくいくはずないです。役人は基本的に金を使うことが仕事ですから」


まじめに一生懸命やっていたら、きっとどこかで誰かが見ているって、ことたいね。

終身雇用があったから、愛社精神があり安心して家族を守れたのだと思う。派遣では・・・どうなんでしょね。

ちょっとこれ、面白すぎます。はまりすぎて、夢中で読んで、家事放棄。夕方まで読んでいて、あ、お掃除まだだ。あ、洗濯物入れなくちゃ・・・でも、続きが気になって・・・

百田作品初の「永遠の0」は、果たして読めるか、わかるかと尻込みしたが、この作品も同じく・・・だが、「永遠の0」同様、とても読みやすくどんどん引き込まれた。

上は、いよいよ日章丸が現れ「敗戦」で終わる。続けて下を読む。

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