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原発最前線に行ってきました　

2012年09月11日
テーマ：テーマ無し

 
先日、女房の故郷である
福島県いわき市へ行ってきました。
87歳になる義父への親孝行と墓参りを兼ねた里帰りです。
 
実家のある所は写真で見ての通り
見渡す限り360度田んぼに囲まれた所で
黄金色の稲穂がずっしりと実っていましたが、
福島産のコメと言うだけで放射能の疑いを掛けられ
折角の豊作年なのに心から喜べないようです。


 

 


ついでに車で国道6号（陸前浜街道）を
原発20km圏の最先端である楢葉町まで走りましたが、
途中には大量の震災ガレキや放射能廃棄物が
海岸の防風林に隠されるように積み重ねてありました。
 
最前線の拠点（道の駅ならは）では
ヘルメットをかぶり赤銅色をした40〜50人の人達が
炎天の中を忙しく立ち働き、
トラックや作業員を運ぶバスがひっきりなしに出入りして、
その苦労と緊迫した空気がヒシヒシと伝わってきました。
 
新聞やテレビでは
被災地の風景は時々流れてきますが、
復興作業の最前線の映像情報は殆んど伝わってこず、
実家が放射能に追われて栃木県に緊急避難しただけに、
改めて、災害復旧の苦労を考えさせられました。

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