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小春日和♪ときどき信州

本・池井戸潤 「ロスジェネの逆襲」 

2012年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      読書備忘録 

           

 内容(「BOOK」データベースより)
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。胸のすくエンタテイメント企業小説。

 ほんと、半沢だ。あの小気味いい半沢!

第1章 椅子取りゲーム 第2章 奇襲攻撃 第3章 ホワイトナイト 第4章 舞台裏の道化師たち 第5章 コンゲーム 第6章 電脳人間の憂鬱 第7章 ガチンコ対決 第8章 伏兵の一撃 第9章 ロスジェネの逆襲

目次を見ただけで、わくわくしますわ。そして、やっぱり おもしろいっ! 

バブル世代の出向組みの半沢とロスジェネ世代の部下、森山ががっつり組んでやってやります。
じわじわ引っ張られていき、ホワイトナイトあたりから、えーーーーーーっ! と、のめりこむ。

※ 銀行という組織を知り尽くした男、半沢の言葉「世間的には紳士面をしてみせるが、銀行の実態はヤクザと大して変わらない」

ガチンコ対決では、いいぞいいぞ、やれやれー、とその場に居合わせて煽っているんじゃないか?ってほど面白い。

※ ひと皮剥けば海千山千のベンチャー経営者

週間プラチナのスクープに度肝をぬく、株価がどんどん上がっていく・・・

※ 「・・・銀行員ってのはさ。ついでにいうと、実力もないのにプライドだけは高い奴ってのが一番手に負えないんだ。しかも、そういう奴は掃いて捨てるほどいる」

半沢に言われたね。ロスジェネの逆襲を期待しているって・・・辞令が発令されておしまい!

銀行に痛い目にあった人はたくさんいる筈。そうとは知らない人もたくさん。でも実際、中に入ってわかっちゃったし、大昔OL時代は財務部にいて銀行は身近な存在だった。
銀行からおいしそうなお話があったとしても・・・上手に利用すればいいの、ご自分でちゃんとお勉強してから。

池井戸さんの作品は・・・難しい言葉をわざわざ選んで、回りくどく、あん?どうだ?おいらの書いていることわかるかい?・・・ってのがなく、わかりやすい言葉で読みやすいから 好き!

Tシャツ、ホワイトナイト、粉飾、整理ポスト ・・・ あの人が浮かんだ。紙切れになっちゃったからさぁ・・・!

この作品も イッキヨミ! 切れ者半沢ですからね、つづき あるでしょ?


御茶ノ水の書店に 半沢直樹に会えてうれしい。 だったかな? そんなことが書いてありました。
それは・・・池井戸さんの色紙です。 みーっちゃったぁ〜♪


今朝パソコン開けたら、「流通ジャーナリストの金子哲雄さんが2日午前1時18分、肺カルチノイドのため亡くなった。41歳だった。所属事務所によると、かねてより療養中だった・・・」
わかりやすい解説を面白おかしくテレビで話されていて、そっかそっかと聞いていた。最近お見かけしなかったのは忙しくてテレビに出られないのかと思っていた。
若いじゃない!なんだいその病気はっ!・・・残念です。ご冥福をお祈りいたします。

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