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平成の虚無僧一路の日記
コオロギとキリギリス
2010年07月09日
テーマ:テーマ無し
ちんちろちんちろ ちんちろりん。
あれ鈴蟲も鳴き出した。
りんりんりんりん りいんりん。
あきの夜長を鳴き通す
あゝおもしろい蟲のこゑ。
2.きりきりきりきり きりぎりす。
がちやがちやがちやがちや くつわ蟲。
あとから馬おひおひついて
ちよんちよんちよんちよん すいつちよん。
秋の夜長を鳴き通す
あゝおもしろい蟲のこゑ。
文部省唱歌の『虫の声』。「きりきりきりきり、
きりぎりす」と自然に言葉が出るが、「きりきり」
と鳴くのは「こおろぎ」とかで、最近は「キリギリス」
のところを「キリキリキリキリ こおろぎや」と歌う
のだそうだが、どうも歌いずらい。
なんでも、その昔は「こおろぎ」と「きりぎりす」は
名前が逆だったとか。昔とはいつのことか。この
文部省唱歌が作られた明治43年までは、「こおろぎ」が
「きりぎりす」だったのか。
コオロギが夜鳴くのに対し、キリギリスは昼間鳴くので、
『きりぎりす鳴くや霜夜の さ筵に 衣片敷き ひとり かも
寝む』の「きりぎりす」は「コオロギ」だという。
芭蕉の「奥の細道」に出てくる「むざんやな 甲(かぶと)の
下の きりぎりす」も「コオロギ」であったとするのが
定説のようである。「甲の下のこほろぎ」では字足らず
だから「きりぎりす」にしたか。「きりぎりす」の方が
よっぽど情景を表わしているから「きりぎりす」でいいと
思うのだが。「岩にしみいる蝉の声」の蝉は「あぶら蝉」
か「ニイニイ蝉」か、「かわず飛び込む」の蛙は「雨蛙か」
など、学者先生はつまらぬ詮議を行って、飯を食っておる。
ところで、万葉集の時代は「こおろぎ」は虫全体を意味
していたとか。また、外国人は「コオロギ」も「キリギリス」
も「すずむし」もみな「昆虫=インセクト insect」で ひと
くくりしてしまうらしい。蝶々は「バタフライ」。紋白蝶も
も揚羽蝶も区別ない。
映画『ラスト・エンペラー』で、ラストシーンに「コオロギ」
が飛び出してくるはずが、なんと緑色の「キリギリス」で
ずっこけた。アメリカ人には「コオロギ」も「キリギリス」も
同じなのだ。しかし、ここは「コオロギ」でなければならな
かった。そう思ったのは私だけか?]]>
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