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平成の虚無僧一路の日記

必死剣 鳥刺し 

2010年07月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨日封切られ、さっそく今日見てきた。

主演は豊川悦司。デビュー当時は、細面に細い目の
個性的な顔立ちで好きだったが、この映画では、すっ
かり太った顔で、がっちりした体つきの おじさん。

姪子役の池端千鶴は、小柄で、豊悦の肩までもない。
アンバランスな二人のからみには、思わず目をそむけた。

時代劇は好きなだけに、アラ探しをしてしまう。
海坂藩は、東北の山に囲まれた藩のはずだが、釣ってきた
魚が「鯛」と「馬面ハゲ」。黒潮の魚だ。ここは笑いを
呼ぶシーンだったのか? 有り得ない。

ま、そんなこともどうでも良いが。殿様が、3年以上も
ずっと在城しているのはおかしい。1年置きに参勤交代で
江戸に行っていなければならない。

海坂藩は小藩だから、「280石」となると大身だ。兼見は
殿の側室を殺めて「150石」に減封されるが、それでも
100石以上なら、騎馬を許され、用人、中間ら使用人を
抱える身分だ。中間を解雇しなくともよいはず。

もっとも、海坂藩も架空の藩なのだから、「280石取りの
近習頭取」や「中老」、さらに「別家」なども、架空の
役職名か。

以上どうでもいい話でした。ところで映画の感想は?
「兼見は別家の帯屋と組んで、バカ殿を殺して、藩政を
立て直す」というストーリーの方が勧善懲悪でスッキリする。
ご政道に口出しする側室を殺めたのに、「それで変わったのだ
ろうか」と云われては立つ瀬がない。“一体何だったの? ”
である。「武士道残酷物語」にしては説得力がない。

豊悦の太刀さばきもイマイチ。納刀で鞘の鯉口をグルグル
回してはいかん。とにかく隙だらけの構えで、棒切れを
振り回しているだけ。肝心の「鳥刺し」だが、死んだふりを
しての騙し討ちか、ホラー映画か。いずれにしても、あり
えない。


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