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たかが一人、されど一人

たった一人での納会 

2012年12月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今週は月曜日が休日だったことで週末が早く来てしまった。同時に世の中は御用納め、あっという間の1年間だった。昨年までは人並みに挨拶回りに行く先もあったが、今年は何もない。気楽と言えば気楽だが、世の中の動きと波長が合わないのも少しも気にしないと言えば嘘になる。仕方なしに昼飯時に一人で納会としゃれ込んだ。現役時代は昼までに男子は挨拶回り、女子がオフィスの掃除をして寿司やサンドウィッチを買いに走り、1時前後から冷酒とビールで乾杯したものよ、と思いつつ一人淋しく和牛ステーキと赤ワインを1杯だけ飲んだ。これから毎年こんな事では味気なさすぎる。来年の暮れにはも少し賑やかになってほしいが少し贅沢かな。本当は今年少し仕事を手伝ったNPOの友人二人と忘年会もしたかったが、今年はあれよあれよという間に御用納めになってしまった。友人二人とせめて今日の昼飯でもと誘ったが、二人とも忙しすぎて時間が取れない。今年は彼らの働きを間近に見てきたが、ある意味で驚異的である。何十年と関わってきた広告営業なるものが、如何にいい加減なものであったかを改めて思い知らされた。NPOの目的は大学に眠っている研究成果を意欲ある企業(主に中小企業を目指しているが、稀に1部上場企業もある)に結び付けて実用化し、世に出すことにある。言うは易くしてとはこのことのようだ。世に出ず眠ったままの状態の研究成果も意欲的な企業も極言するとごまんとあることを先ず知った。しかし、実用化にのためにはフィージビリティースタディーと一口に言えば簡単に聞こえるが、企業側での更なる何重にも実証テストが必要となる。その度に開発した学者と企業側の合同検討会が行われるが、これを仕切るのが我が友人の大きな役目になる。学者先生と企業側の拘るところが大きく異なるのは当たり前のこと。文書を保存するだけの小生には、試験結果の種類や検討会の議事録を見ても殆どチンプンカンプンである。ここを調整していくのだから体力知力共に相当ななプレッシャーの筈である。同時並行的に商品化のためには、市場分析の必要性も勿論ある。悪名高い許認可に関する役所との折衝、特許申請に関わる弁理士や弁護士との折衝も頻繁にしなくてはならない。現在の同時並行で進行しているプロジェクトが数件あるので、友人二人は正に八面六臂の大活躍で東奔西走の1年だったと言える。しかもこの1年でNPOに入ったお金は雀の涙にもならないくらい。事業化されれば企業側からコンサル料が入ることになるが、全て成功報酬の形になっているので現時点では全て自腹である。事務局を仰せつかった小生は1銭も出していないし、むしろ代表を引退した会社に仕事を頂いてしまった。来年は友人の努力が実り、いくつかの事業が実際に動き出しそうな気配がある。関連して小生にも新たな仕事ができる事を期待して新年を迎えよう。相変わらず他人頼みの年の瀬だ。

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