メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

昭和2年生まれの航海日誌

寝言も愛嬌があるのがよい 

2013年01月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 安倍首相は、対中秘策の一つに、
「海自艦船の海保転用」を提案しているようだ。政府が大きな
施策を即断することはいいことではある。

 だが、しかし、これは予測通りにはいくまい。
 しがない歳終えた船乗りが心配する。
 何より、ここにきて税金の無駄遣いに承服できるものではない。

 それと、政府の海保の”安使い”が目にあまる。
 その時、その場にいた経験もあるので、2,3申し述べてみよう。

 先ず、1927年日本国憲法が施行された後、1960年朝鮮戦争が
勃発している。

 国内は後方施策として、復興、特需に湧いていたが、このことは
あまり知られていない。

 
 この時、政府は、朝鮮半島沿海、港湾には海保の掃海艇(巡視船)を
出動させ、米軍に協力をさせたのである。

 掃海艇の活躍、成果は米、英海軍からも高く評価された。
 犠牲者も出した。「一将功なり 蛮骨枯る」である。

 卒業はしたが、船腹をほとんど失った会社に職がある訳がない。
こぞって海保に入庁した。

 二十過ぎたばかりの級友たちは、末席航海士で駆潜艇(旧 海軍)に
乗組み戦場にかりだされた。

 李ライン付近海域の漁船操業の監視、保護には直接参加した。
 出動するとき、装備してあった3インチ砲、13ミリ機銃は下ろ
された。
相当の経費が必要となったことはいうまでもない。

 丸腰では、韓国警備艇兵士が日本漁船員を38式小銃で殴り倒しても、
生死すら確認をできなかった。

 海上保安官は何もできないのか。
 そうではない。ここぞという時はソ連船でも銃撃拿捕,検挙して
いたのである。

 現場の状況を十分把握しながら、正当な勇気行動には歯止めを
してしまう。
 自己責任の回避である。対外的な交渉、事件処理は極力避けて
通りたがる。

 それが、現在の日本の外交、軍事力の実力と言えばそれまでだが、
現場の士気は失われてしまう。

 海自艦船を海保転用にするには膨大な経費が必要だ。強いてする
ならば、税金の無駄使に終わるだけだ。

 大型巡視船だけを巡視警戒させるだけで、目的が達成されるか?
海自艦船をそのまま運用すればよい。

 戦闘機の現場確認程度のことはやるべきだ。
 戦争になってもよいなどと言っているのではない。

 日本の警告射撃は
「開戦の1発!」
 と、中国少将に脅かされれいるようでは...

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ