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たかが一人、されど一人

学校登山 

2013年05月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

一昨日、大阪の小学生が滋賀県の山への学校登山で遭難とのニュース。学校登山で何故との疑問は勿論だが、何とか無事で救出されてほしいと願っていた。昨日無事保護と知って先ずホッとした思いだ。平地であろうと山道であろうと団体行動の場合、先頭と殿に保護者又はリーダー格の人が位置するのが基本中の基本であろう。ましてや学校登山である、山頂での点呼で初めて行方不明が分かるとはご粗末すぎる。20名ほどの集団の最後尾にいた生徒らしいが、普段から先生の言うことを聞かないやんちゃな子だったのかもしれない。近道をしてやろうとのいたずら心から道に迷ってしまったようだ。気持ちは分からぬでもない、自分も多分にそんな子供だった。己と比較して考えると、今回遭難した児童の行動には感心することが多い。先ず遭難から発見までほぼ丸1日もあるが、遭難してからの判断と行動が小学6年生にしては立派すぎる。己の取りがちな行動と比較して、いろいろ考えさせられた。小生も山で道に迷ったことが何回かある。今でも強烈に覚えているのは高校2年の夏に志賀高原の横手山から下山途中に尾根を1本間違えて、道を見失ったときのことだ。どんなに声を張り上げたところで、それは尾根や谷にあっというまに吸収され、直ぐにしじまが身を包む。風が吹いて笹が動けば、その音さえこちらを嘲笑っているように聞こえる。未だ陽は高いのだが、猛烈な恐怖感が押し寄せてきた。今考えると道を外れて僅か10分かそこらのことだったのだろう。その時は暫く登り返して見覚えのある向かいの山(笠岳)が見えたので何とか正しい道に戻ることができた。この間精々30分程度で1時間は掛かっていなかった筈だ。恥ずかしいが完全なパニック状態になっていたのは間違いない。一人自然に浸りたいなんて思っていても、実際はこんな体たらくである。今回遭難した小学生の最初の動機は褒められないが、遭難後の落ち着きぶりは敬服してしまう。特に滝を見た時、何時頃になっていたか知らぬが、そこで腹ごしらえをして一晩明かす決心が出来たことだ。夜が明けてまた登り返す決心も偉い。これがなかなか出来そうで出来ない。一昨日の日記にも書いたが、先週末の山行きでまた道に迷う失敗を犯した。迷ったら引き返すが山の鉄則であることを知りながら、これに反した行動をとった。小学6年生にも劣る行為である。遠足と運動会が大嫌いだった婆さんに言わせると「女の子が一緒だったから、きっと彼女がリードしたと思うよ。」だが、本当にそうかもしれない。先ず落ち着いて考えなくてはいけないのだが、一人だと焦りからか先ず立ち止まることが出来ない。個人的な性格も多分に関係あるだろう。何れにせよ学校登山の際、集団から離れた時の行動原則を事前に徹底する必要があるが、遠足や登山学習は小中学校時代には必須の経験であるのは今後も変えることがあってはいけない。最後にこれも婆さんの言「せめて笛ぐらい全員に持たせるべきよ。」

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