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平成の虚無僧一路の日記

夜の舞台、3組6人の方と出会い 

2013年08月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨日(8/13)は、名古屋駅の名鉄前、そしてJR駅前の
階段下で尺八を吹くこと5時間。

マリオット・ホテルに通じる広い階段の上には、広場と
イベント用のステージがあるのだが、そこへは上がれない。
すぐガードマンが飛んできて、追い払われる。

その階段の下の歩道。街灯脇の50cmのスペースが
私のステージ。前方は階段。その階段が 客席となって、
埋め尽くされることを夢みて、尺八を吹く。

夜8時を過ぎて、ようやく人の流れも緩やかになり、
一杯機嫌の 中年もチラホラ。

「おい、ねぇちゃん。一曲やれ!」と。着物を着て
いるから女性と思うらしい。

最初に喜捨していただいたのは、背の高い父子。
父親が、20代とおぼしき息子に小銭を渡して、
「あそこに入れて来い」と指示。175cm以上はある
青年が腰をかがめて「ゲ箱」に喜捨してくれた。

こうして父から子へ、お布施の風習を教え、伝えて
くれないと、虚無僧は消滅する。ありがたいことです。
私の方が 手を合わせて 感謝。

すると、年配のご夫婦が、私に注目して、階段に腰を
おろされた。しばらく聞いていて、頃合を見計らって
近寄ってこられ、「ありがとう、ありがとう」と 手を
合わせて、お布施を入れてくださった。そしてまた
階段に 戻って腰をおろされ 聞いている。数曲吹くと、
もう一度 寄ってこられ、今度は奥様の分と 喜捨して
下さった。俳優の「柄本 明」さんのような方でした。

そのうちに、一人二人と階段に座る。外国人も座った。
一曲吹き終えるごとに 拍手まで出るようになった。

そして、年配のおしゃれな服のお二人さんが、立ち止まって
ヒソヒソ話しをしながら こちらを見ている。どうやら
尺八家とわかる。寄ってこられ「琴古流か 都山流か」と
いろいろ聞かれる。ついつい余計なことをベラベラ
しゃべってしまう私。お一人は名古屋、お一人は飯田から
来られたとのこと。

こういう出会いが楽しい。出会いを求めて、尺八を
吹くのでござる。

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