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平成の虚無僧一路の日記

「丸出だめ夫」「これでいいのだぁ」 

2013年08月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



中日新聞 8/16 「あの人に迫る」は、漫画家の「森田拳次」さん。

だめロボット「ボロット」のギャグ漫画『丸出だめ夫』の作者。

終戦の時、6歳。満州奉天にいた。翌年、引き揚げ船に乗って
帰国するまで大変な苦労をしている。しかし「あんまり辛いことが
あると、どっかで切れちゃって。暗い漫画を描いていたらきりがない。
明るい方向を向こう」と、笑いあり涙ありのギャグ漫画を描いた。

同じ引揚げ体験者の「赤塚不二夫」も、帰郷してすぐ、妹が
餓死した時、『かあちゃん、よかったね。かわいいときに死んで。
これから先は苦労しないから』と言ったとか。

「バカボンのパパ」の名セリフ「これでいいのだぁ」は、満州の
言葉で「没法子(メーファーズ)」。満州育ちの人間は、何が
あっても受け入れて「しょうがねぇや」になっちゃうと。

「赤塚不二夫」らと「中国引揚げ漫画家の会」を立ち上げ、
南京の「南京大虐殺記念館」で作品展を開いた。240万人もの
来場者があって、みな、日本人も苦労したことに理解を示して
くれた。

開会式で、現地の通訳が「丸出しだめお」と読んだとか、
「ちば てつや」の『明日のジョー』は『あたしのジョー』に
なってしまったとか。語る写真の顔は、まん丸顔に目を細めて
満面の笑み。

悲しみを知っているからこそ、笑って前を向いていこうとする
「森田拳次」の笑顔に、人間の強さを感じる。

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