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在上海働くHuman日記
日本上海史研究会ワークショップ
2013年09月01日
テーマ:テーマ無し
こんばんはー。ここ2日間、ワークショップ&マーケティング講座とお勉強させていただきました、上海から岩野です。今回のワークショップは、豊田紡織記念館
での開催でした。こちらの記念館は、看板もなく普段は門も開いておりません。ただ、予約をすれば見学可能との春日井館長さんが仰っていました。学会の発表に初めて参加させていただきましたが、とても有意義なワークショップでした。日本各地&中国各地から、今回は40名で満席でした。先ずは、「日中戦争下における上海への日本「帝国のまなざし」―観光・ガイドブック・
絵葉書等を中心に―」戦時中に中国へのツアー旅行があったこと。 現JTBがツアーを組んで旅行者を斡旋していた事実。 そして、その時代に無理矢理上海の中に神社の絵を 合成した日本人の狙いとは? とても興味深い内容の発表でございました。 ?綱博文教授(日本大学)です。その次に、報告「武田泰淳の上海との縁および上海に関するイメージ徐静波教授(復旦大学)武田泰淳の作家の目から見た当時の上海。コメンテーターの奈良大学木田教授の解釈視点がとても印象的でした。そして、報告「内山完造の中国における受容呂慧君(関西学院大学大学院)残念ながら呂さんは、急病で欠席され急遽大阪学院大学の竹松教授が代読されるということに。しっかりとしたレポートを書かれていたものを配布して頂いたので、呂さんはさぞ無念だったと思われます。久しぶりに、大学の授業を受けているような錯覚に!夜は、懇親会。30名以上の参加で、こちらも大盛況。 とても楽しそうなおじさま達(笑)! &石川教授&高綱教授 奈良大学の木田先生に、上海の過ごし方を聞いてみたところ、返ってきた答え。「明日は、少し上海の周りを観光します。」うん、普通だね。「それ以外は、図書館に籠ります。」 私には決してない返し、、、。さすが、教授たちは、お勉強大好きでございました。ただ、詳しく伺ってみると「日本には無い本をデジカメで撮影する」とのことでした。ただ、開館から閉館までの時間ずっとだそうです。そのデジカメで取った文献を、日本に帰ってから楽しみに読まれるのでしょうね、、、。自分の好きな、興味のあることをずっと研究していらっしゃる先生方を尊敬すると共に、何だか羨ましくなりました。今回は、自分の知らない世界を見させていただき本当に有意義でございました。こういう体験って、上海ならでは、なんでしょうね。
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