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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ
今は大人気のヒガンバナ、昔は日陰者でした。
2013年09月18日
テーマ:koyampiの植物あれこれ
ヒガンバナが満開ですね。
日高市の巾着田の大群落も、さぞやきれいなことと思います。
でも、ものすごい人出とか。交通渋滞などで、近辺はものすごいことになっているのではないでしょうか。
押すな押すなの大盛況。
我が家の近所にいっぱい咲いていることもあり、腰の重いkoyampiは、まだ、花の盛りに出かけたことがありません。近いのに、もったいない話です。
葉っぱだけが茂っている頃、ハイキングの途中に寄ったことがありますが、地元の方たちの管理がすばらしくて、緑だけでも圧巻でした。
来年あたり、早朝に行ってみようかな。
近年になって、ヒガンバナを見るために、人がわんさか押し寄せるようになるなんて、私の母が生きていたら、腰を抜かすかもしれません。
私は、子どもの頃から、初秋に咲くこの花の鮮やかさが大好き。母に、「ヒガンバナって、いいよねえ。庭に咲いていたら綺麗だろうねえ。」と、子どもとしては最大の婉曲表現で探りを入れたことがあります。
母は、私が庭にヒガンバナを植えるつもりであることを即座に見破り、「あんな縁起の悪い花、持ってきちゃあだめ。お墓の花なんだから。」の一言。
確かに、今ほど整備されておらず、土だらけの墓地には、あちらにもこちらにもヒガンバナが燃えるように咲いていました。
素直な坊や(?)だったkoyampiは、「そうか、お墓の花なのか。それじゃあ、家には植えられないな。きれいなのに、可愛そうな花だなあ。」、そう思い、庭への移植をあきらめたのでありました。
昔の日本人の感性に合わないのか、ヒガンバナは嫌われ者だったようですね。「あの毒々しい赤、憎ったらしい、下品。」とか、「葉もないのに花が咲くなんて、やだよお。」とか。
これでは、葉無し、じゃあなかった、話になりません。
そんなわけで、植物の品種改良が盛んだった江戸時代にも、ヒガンバナは相手にもされませんでした。けんもほろろ。
ところが、シーボルトは「あっ、きれい。家に植えたい。」と思ったんでしょうね、きっと。ヨーロッパに持ち帰ったらしいです。お稲さんは、置いていきましたが。
シーボルトのお母ちゃんは、あちらの墓地にはヒガンバナが咲いていなかったこともあり、「そんな縁起でもない花、捨てなさい。」とは言わなかったことでしょう。
この花は、ヨーロッパで大いに好まれたらしいです。
ところで、ヒガンバナはあんなにきれいな花を咲かせるのに、種ができないんですよ。染色体が三倍体なので、二倍体のように減数分裂がうまくいかず、配偶子ができないからです。
種なしスイカも三倍体だというと、分かりやすいかもしれません。
では、どうやって増えるのか。
・・・・・・・・・・・
球根で増えるしかないんです。
だから、自然のままでは、広がりにくい。
え、広がりにくい? じゃあ、なんで里山の畦道や堤防上などに、あれほどのヒガンバナ群落が存在するのか。
球根には毒があるので、ネズミやモグラ除けとして、田の畔などに人間が植えた、という話があります。
土手なども、人間がいろいろなところから土を運んできたため、ヒガンバナの球根がばら撒かれた、なんてことがあるかもしれませんね。
日本人とヒガンバナ、結構かかわりが深くて、単に忌み嫌っていただけではなさそうです。
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いろいろ言われても・・・・・
綺麗なものは綺麗だからネ♪
最近は、わざわざ植えてありますよね。
オレンジっぽいピンクの彼岸花がさいていて
思わず見とれましたね。(*^^)v
2013/09/19 10:20:18
彼岸花
彼岸花の球根に毒があるのは知りませんでした。 たしかに道端に咲いていたりします。
縁起の悪い花と言われているが 霊を癒やしていますね(*^^*)☆
2013/09/18 23:45:14