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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ
有馬温泉の謎
2013年12月01日
テーマ:徒然なるままに
テレビ朝日の『奇跡の地球物語 有馬温泉〜地下60キロから湧く謎多き日本三古湯〜』を、終わりの方だけ、ちょっと見ました。
これまでは、
有馬温泉近辺には火山がない。
湧くはずのない所に温泉が湧いている。
どのような熱源で加熱されているか分からない。
そういうことだったようです。
今年、有馬温泉のメカニズムが解明されたようですね。
謎のまま、というのも浪漫があって良かったかもしれませんが、解明された内容はダイナミック。
私が中学生、高校生だった頃、地図帳を眺めていると、太平洋を取り巻く陸地側に、ずらっと火山が並んでいました。
日本の近くには、8,000メートルもの深さの海溝があり、ハワイ諸島からは、海面下ではありますが、山脈のように連なる火山列が。
でも、教科書には、その理由が説明してありませんでした。
高校の地理の先生が、「昔、ウェゲナーという人が大陸移動説を唱えたけれど、今は否定されている。」と話していたのは、よく覚えています。
ところが、大陸は動いていたんですね。プレートテクトニクス理論により、私の中学、高校時代の疑問は、全部説明がつくものとなりました。
『ニュートン』という科学雑誌に掲載されたプレートテクトニクスに関する記事をむさぼるように読んだものです。
有馬温泉の謎も、プレートテクトニクスの考えで説明できるんですね。
その昔、海水の濃度は、現在よりもかなり濃かったとのこと。
その「濃かった海水君」、「太平洋お母さん」から、「プレートの境目で遊んじゃあだめですよ」と言われていたのに、仲間と境目でかくれんぼ。
鬼に見つからないように、境目でじいっとしていたら、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に潜り込む際、一緒に潜り込んでしまった。
「助けてえ!」
やがて、「濃かった海水君」は、ものすごい圧力を加えられ、周りの土たちが「お岩さん」になると、その中に取り込まれてしまいました。
「もう出られないのか・・・」
「濃かった海水君」、涙を流そうにも、岩の中では涙すら流せません。
ところが、数百万年も経って、さらに深い地の底に移動するにつれ、地熱で熱せられた「お岩さん」が、
「あっちっちっち!」
「お岩さん」、思わず、「濃かった海水君」を吐き出してしまいます。汗をかくかのように。
そうして「お岩さん」から脱出した「濃かった海水君」は、同じような境遇の仲間と手に手を取って、地下60キロから、上へ上へと登って行きました。
「濃かった海水君」、本当は、「太平洋お母さん」の所に直接出たかったところですが、プレートの動きによって、海から離れた日本という地上に出ることになってしまったのです。
そして、神戸電鉄に乗れば、海に出るのも早やかろうと、有馬温泉駅付近で顔を出したのです。
熱い、塩分の濃い温泉として。
(注;有馬温泉は、古代の書物にも記載のある古い古い温泉です。「濃かった海水君」は、神戸電鉄の開通よりも、ずうっと前から有馬温泉に沸いているので、koyampiに騙されてはいけません。)
有馬温泉って、数百万年も前の海の成分だったんですね。驚き。
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火山性でない温泉
みのりさん、
風香さん、
きゅうさん、
トパーズさん、
コメントありがとうございます。
火山に暖められる温泉なら理解しやすいのですが、
有馬の湯は、近くに火山がないので、なぜ熱い
お湯が噴き出すのか、ずっと謎だったんですね。
壮大なドラマがあることを知り、感動しました。
神戸電鉄に乗って、有馬温泉に行きたくなりました。
2013/12/02 18:40:50
有馬温泉
難しい説明を分り易くして頂き、勉強になりました。
有難うございました。
有馬温泉は、秀吉が好んだことで有名ですが、
先日放映していた日本名湯100選の中でも
効能があることが証明されていました。
一度、訪れてみたいと思っています。
2013/12/02 15:33:55
へぇ・・すごい!
真剣に読ませていただきました。
プレート移動が無ければ有馬温泉はなかった。
不適切表現ですが、とても面白いお話しです。
しんかい6500?でしたか、テレビで見てると面白いですものね。
koyampiさん、説明が楽しくわかりやすい。
2013/12/01 23:14:23