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むぅびぃ・とりっぷ

スピード映像と人間ドラマが体に痺れる『ラッシュ/プライドと友情』 

2014年02月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


F1よりは格闘技のK1が大好きなぼくは、車のレースというものにほとん
ど興味がない。テレビで何度か、眼に入ってきたことがあるが、スピードを
上げて車がグルグル廻っているだけで、何が面白いのかさっぱりわからなく
て、チャンネルをすぐに変えたものだ。

そんな僕でも、とても楽しめたのがこの『ラッシュ/プライドと友情』と
いう映画。

まるで互いの存在がなければ自分の生命力がそがれるかのように意識して
勝負にかけていく。そのレースでの戦いの一瞬先は「死が待っているかも
しれない」という緊張感が、画面から漂ってくる。

オーストラリア人のニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)は、冷静沈着で
完璧主義者。「走るコンピューター」の異名を持ち、徹底的に勝ちにこだわ
る優等生タイプ。一方、酒もたばこも女も好きな英国人のハント(クリス・
ヘムズワース)は、『人生は楽しむもの』という主義。女にも友にも好かれ、
さらにすぐケンカする劇画のヒーローのような人物。
その二人が互いを挑発しながらレースに挑むのがみものだ。

ニキ・ラウダは、レースでの優勝争いの時に自動車事故に遭う。
そこから奇跡的に復活するのだが、その病院での治療の様子がまたすさまじ
いものだった。肺の液を吸い取る(浄化する?少しあやふやではっきりしな
いが)為に、口からけっこう太い金属の長いパイプを押し込む。これなまる
で拷問のシーンのようで、ホラー映画より怖い。

最後の富士のレースでは、日本人らしき人物も観客やレースの関係者の中に
登場し、レースの終わりの場面では富士山が絵葉書のように登場する。くす
ぐったいよな妙な感じ。

週刊文春では、この映画のモデルとなった実際の主人公のニキ・ラウダが
インタビューで、富士スピードウエイで開催されたレースの事を述べている。

「凄い雨で運転するどころではなかったんだ。決行するなんて愚かな決断だ
と思った。完成した映画を観て、自分がどんな状況に置かれていたか客観的
に見ることができて改めて驚いたね。特に、大事故後の病院のシーンは辛く
なった。復帰後の記者会見もだ。

傷も生々しいあの顔は、自分でも衝撃的だった。当時、なぜ僕に会う人々が
そわそわと落ち着かない態度をとったのか、ようやくわかったよ」

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