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生活と文化　

2014年03月28日
テーマ：テーマ無し

　Ａ社監査役会並びに取締役会
 
　Ａ社は大方の会社と同様三月末決算で、昨日の取締役会は期末に関する諸事項（人事、決算見込み、来期予算等）が中心です。人事関係と言えば新聞報道でも既にあるように各社で女性労働力の活用並びに役員就任が少しずつ進んできています。当社では女性総合職の部門長が生まれました。
 
　新聞報道では、三井住友銀行、みずほ銀行で初めての女性執行役員が誕生しました。三井住友銀行の例を見ると対象女性は62年度入行の総合職で現在48才、同年代の男性より一足先に執行役員に就任しています。同行の新任執行役員は対象女性以外は全員61、62年入行以前の人で、いわば目玉的抜擢人事になっています。一時期、外国人を執行役員に登用する例が各社に見られましたが、今回は安倍内閣のポリシーである女性の登用にも注目が集まっています。これを切っ掛けに各社で性別や国籍を問わず、真に能力のある人材の登用が進むことを念願しています。また、実質65歳までの雇用制度（高齢者雇用制度）の法制化に合わせ、各社で新しいポスト並びにその呼称が導入されてきています。
 
　さて、私は自分自身のポリシーとして70才を契機に全ての対外コミットメントを終了したと考えていますので当社の社外監査役は任期の来年6月末をもって、また、ＮＥＣ・Ｃ＆Ｃ財団については5月末をもって退任いたします。当社の社外役員は大変勉強になるポストではありますが若返りを図ることと、自分自身の人生に残された仕事があると考えるからです。これからは報酬の伴わない第三セクター（市民セクター）に関わる仕事にチャレンジしてまいります。欧米では、第一セクターは行政、第二セクターは企業、第三セクターは市民というのが正しい用語の使い方ですが、日本では第三セクターは官僚の天下りのための官民合同事業を示しています。勿論正しい用語の使い方ではありません。日々是好日。

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