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打ち水で人柄がにじむ・・・☆ 

2014年08月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

「武士町や 四角四面に 水を蒔く」


とは小林一茶の句


江戸時代の俳句や浮世絵には、


打ち水がたびたび登場します




エアコンや扇風機などない時代、


暑さを和らげる知恵として、


打ち水は庶民の生活と、


今よりずっと深く関わっていました


土埃をおさえる効果もあったのです




また茶会では、礼儀作法として


打ち水が行われます





松下幸之助氏が京都の別邸「真々庵」に


お客様を迎える際、


到着時間を見計らって


何分前に最後の打ち水をすればいいのか、


直前まで夫人と話し合っていたといいます


靴を湿らせず、かつ石の道を乾かさず、


最もしっとりした状態で迎えたい───


打ち水のタイミング一つにも、


相手を思う誠実な人柄がにじみます




近隣で、帰省先で、人と触れ合う機会が増える8月


細やかな思いやりで、心から心へ、


爽やかな友情の風を吹かせたいですね









   

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