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人生いろは坂

朝焼けの空 

2014年08月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 昨日の空は朝焼けで真っ赤だった。昔からこのような日は大雨になると言われている。現に広島市では各所において大雨による大きな
被害が出ている。さて、連日のようにエボラ出血熱に関する報道が行われている。医療体制すら貧弱な国での致死率の高い病気である。
拡大を抑えるのは容易なことではなかろう。こうした国に於いてはヨーロッパ諸国による謀略だとして病院が襲われ患者が逃げ出したとの
報道もなされている。事態はますます混迷の度を増し収拾の目途は立っていない。

 何故このような噂が持ち上がったのであろうか。そこにはWHOに対する根強い不信感があるようだ。その不信感は先の新型インフルエンザと
称されるものに始まっている。インフルエンザなら良く知られたものでA型、B型など既成のものが幾つかある。そして今も鳥インフルエンザ
なるものから人感染型のものへの変化が懸念されている。そういった懸念があったところに新型だと言う報道がなされ、パンデミックを懸念
してパニック状態に陥った。ところがさしたることもなく終息し、その後は一切流行らしきものは発生していない。このインフルエンザは
いったいどうなったのであろうか。それはそれで結構なことなのだが、その年限りの流行だったと言うのは何とも不可思議なことである。

 この時、いち早くワクチンなるものが出回ったが、多くのワクチンは在庫のままで使用期限はずっと前に切れてしまった。多くは無駄に
終わったわけである。ワクチン購入や製造に使われた莫大な金はどこに消えてしまったのだろうか。そして、この時の大騒ぎはいったい
何だったのだろうか。こんな経緯がエボラの恐怖に怯える国々の不信感にもつながっている。

 エイズにせよ新型インフルエンザにせよ生物兵器として開発されたものだと言う噂は一向に消えない。そうした不信感がこの度のエボラの
場合もあって病院の襲撃と言うあってはならない事件に繋がったのではないだろうか。国家的な陰謀やマスコミを駆使した陰謀論は今もなお
消えないし、これからも新しい陰謀が画策されているかもしれない。そんなことを考えながら不気味に照り輝く朝焼けの空を見上げていた。

 エボラは言うに及ばず今の世は数々の混乱と問題に満ち溢れている。列挙してみると次のようになる。エイズ、性病、インフルエンザ、癌
糖尿病、精神疾患の数々、学校の荒廃、無差別殺人、猟奇的殺人、誘拐、詐欺、自殺、高齢化、少子化、限界集落、耕作放棄地、子育て放棄、
ひきこもり、発達障害、薬物依存、家畜の口蹄疫、狂牛病、ブタの消化器病、飽食、食の乱れ、そして放射能汚染等々、諸外国に目を向けると
エボラ、地域紛争、宗教対立、民族問題、差別、資源戦争、薬物依存、環境問題、地球温暖化、資源エネルギー問題、遺伝子組み換え作物と
話題に事欠かない。

 これら全ては人間が引き起こした問題であり、経済を最優先にしてきた結果生じたものである。むろん健康に関する様々な問題も経済最優先と
言う中に織り込まれた飽食であり、遺伝子組み換え農作物などによるものである。何とかして儲けようと言う考えは中国からの輸入食品に止まら
ない。一番大きな犯罪は遺伝子組み換えの農作物であり薬物漬けによる家畜の肉食であろう。そしてより強力な農薬はミツバチを全滅させかねない
猛威を振るっている。少しでも多くの収穫を望む農民の心理を逆手にとって農薬が次々に開発されている。しかし、そうしたことはどこまで行っても
イタチごっこなのだ。止まることを知らない欲望は更に新たなものを開発し私たちの体を二重三重に苦しめている。原発の事故も同じことである。

 あえて患者を作るような食生活をさせておいて、その挙句に医者にかかれば莫大な治療費を請求される。癌にでもなろうものなら何でも
ないような癌でさえも手術と抗がん剤で殺されかねない。人間の健康ですら巨大な経済マシーンの中で翻弄されているのが偽りのない事実では
ないだろうか。

 また、あくなきエネルギーへの要求は領海問題まで発展し、一方では手を出すべきではない危険な原発へと手を伸ばしてしまった。日本の原発は
広島、長崎の核アレルギーを何とか打ち消したいというアメリカの意図があったらしいが、それ以上にエネルギーに対する欲望が開発に拍車をかけた。
そして十分な防御対策を取ることなく多くの原発を全国に作り続けてきた。それもこれも企業の欲望と国民個々人の欲望の成れの果ての姿である事は
言うまでもない。

 全ては人間の欲望から生じたことばかりである。この地球は様々な変化に富んでいて実に面白い。そして人間と言う存在のあり様は魅力に満ち溢れて
いる。あの世とやらの単調さに比較すれば比較にならないほど魅力にあふれている。故に生まれ変わるときは再びこの世に生れたいと言う欲望も
生じてくる。しかし今の世は混乱を極め面白いどころか恐怖が目前に迫っている。いつ降りかかるか分からない様々な災難に満ち溢れている。

 何とかしなければ、その何とかは私たち人間が愚かさに目覚める以外に解決の方法はない。幸いなことにそのようなことに気付き始めた人が少しずつ
ではあるが増えている。うれしい現象である。この広がりを止めることなく広げていきたい。世はまさに末法ではあるが、末法の先には新しい未来が
待っている。せっかく選んでこの世に生まれてきたのだから何か得るものがなければ進歩とは言えない。これからの生き方を自分自身の進歩への
一歩としたいものである。

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