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深まる秋に思うこと 

2014年10月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



















計画した薪スタンドは当初より予定を1台減らしたが、すべて完成させ現在は玉切り、そして薪割りに励んでいる。休日は、買い物を済ませるといつもせっせと薪に向かう。
勤務先で、仲間と一緒に働くのも楽しいが、森の中で時折やってくる小鳥との会話を楽しみながら、風が吹くと落ち葉がさらさらと落ちてくる中で、薪に向かうのも楽しい。
薪スタンドも、ここで初めて作ったときよりも格段に良いものができた。ブログ仲間から「手抜き工事」と言われていたあの時が懐かしい。その後は随所に工夫をこらし、金具なども使っている。薪割りは、相変わらず斧を振りかざしている。薪に命中し高らかな音を立てて飛び散る薪割りは痛快だが、くたびれてくると命中しなくなり、ひどい時にはかなぶりもある。節がありいびつな形をしたものは割れにくく、振りかざした斧ははねかえされ、鈍い音をたてる。そんな時は、苦笑いをして一休みするしかない。この夏は雨が多く、予定通りに作業が進まなかったので、天気の良い日は一気にやりすぎることが多い。
従って、そんな時は、安らかな眠りが早く訪れる。
朝、目覚めてからまた眠りにつくまで、毎日そんなに変わったこともなく、ほとんど同じことを繰り返しているが、毎日が楽しい。すっかりこの地に住み慣れた感じだ。
 
先日、ノーベル賞のニュースが流れたとき、日本人ってすごいね、と言った妻は、何を思ったのか一冊の本を持ち出した。「球は転々宇宙間」という野球小説は、著者の赤瀬川隼さんから1982年に自筆のサイン入りでいただいたものだが、私たちは彼と楽しいひと時を過ごした経験がある。「球は転々宇宙間」で作家デビューし、吉川栄治文学新人賞を受賞、その後何度か候補に挙がりながらも直木賞を逃していたが、1995年「白球残映」でついに第113回直木賞を受賞した。「父が消えた」で芥川賞を受賞している尾辻克彦(赤瀬川源平)は実の弟だ。古くなって変色しているページをめくりながら、野球に対する愛着と新しい野球ルールのアイディアが湧いてくる。私よりちょうど一回り多い赤瀬川氏に会いたい。ずいぶん前、車いすの人になったと聞いているが、私のアイディアに対して何というか聞いてみたい。昭和53年5月29日の消印で届いた彼からの手紙を読み返しながら、眼鏡をかけた柔和な顔がはっきりと浮かんでくる。
 
今年のプロ野球もクライマックスシリーズを迎え、いよいよ日本シリーズへと駒を進めることになるが、何かもう一つ盛り上がりに欠ける気がするのは私だけだろうか。
 

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