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めちゃ安の銀鱈　

2014年12月15日
テーマ：男の料理

行きつけの店で、魚の粕漬けが500円（税抜き・以下同）で売っている。
魚の種類によって、一パックが二切れだったり、三切れだったりする。
銀鱈は例外で、二切れで800円もする。
冷凍物を輸入して加工しているはずだが、漁獲量が少ないから高いのだろうか。
この日、賞味期限が近い鮭が、半額の250円で売っていた。
ところが、銀鱈が一パックだけ混ざっていて、同じ250円だ。
値札の付け間違いかもしれないと思った。
迷うことなく、買った。

魚津へ単身赴任していたときのことである。
豚の薄切り肉が、一パック24円とか、32円で売っていた。
周りを見ると、似たような値段で数十パック並んでいた。
単価が一桁違った、ミスだった。
気の毒になり、店員に教えてあげた。
勿論、丁寧にお礼を云われたことは、云うまでもない。

今回は芋類がないから、バランス的には前日より劣る。
銀鱈は、高いだけのことがある。
と云っても、実際には安く買えているのだが。
得したと思っているからか、尚更、美味しい。
作り慣れた、蒸し鶏も悪くない。
豆腐にのせた三升漬けは、市販品である。
醤油が多いので豆腐は合うが、風味は前日の手作りの方が良いようだ.
シラスおろしは、如何にも胃に優しそうな感じがする。
晩酌の清酒は、「大吟醸にも色々あるな」と、思いながら飲んだ。
もっとも、そんなに高くない酒なので、やむを得ないことではある。

わずかな額で一喜一憂いる吾喰楽は、われながら貧乏人だと思う。
翌日、同じ店で236円の生鮭が、30％オフなのに434円で売っていた。
たまたま、店員が来たので教えてあげた。

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１２月１３日（土）の夕餉

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