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映画が一番!

ドクトル・ジバゴ 

2015年01月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、
明けましておめでとうございます。

今日の映画紹介は「ドクトル・ジバゴ」。
BS朝日で2015年1月1日(木)00:00〜放送。
深夜放送で3時間30分の長い映画ですから
録画でないと無理ですね。

原作はロシアの作家、ボリス・パステルナーク。
1965年のアメリカとイタリアによる合作映画で
監督は「アラビアのロレンス」のデイヴィッド・リーン。
この映画で一番印象に残るのは
モーリス・ジャールによる挿入曲「ラーラのテーマ」。
ストーリーは忘れていても、民族楽器バラライカを
中心にしたメロディーだけは記憶に残っていますね。

19世紀末のロシア。
ユーリー・ジバゴ(オマー・シャリフ)は
幼い頃両親を失い、科学者にひきとられた彼は
成長して医師、そして詩人となった。
その家の娘トーニャ(ジェラルディン・チャップリン)との
婚約発表のパーティーの日。
仕立屋の娘ラーラ(ジュリー・クリスティー)は、
弁護士コマロフスキー( ロッド・スタイガー)の
誘惑から逃れるため、彼に発砲するという事件を起こした。

何故なら、コマロフスキーは
”男には二通りある。
高潔で純粋、表向きは称賛されているが、
じつは軽蔑されている。
もう一方は高潔ではないが生きる
術を心得ている”とラーラに言い聞かせてながら
彼女を自分好みの女に染め上げようとして
彼女の母親と密会を重ねていることに憎しみを感じていたから。

彼女は帝政打倒の革命に
情熱をもやす学生パーシャ(トム・コートネイ)と結婚。
1914年、ロシアは第1次大戦に突入、ジバゴは医師として従軍。
戦場で看護婦として働らくラーラに再会した彼は、
彼女がすでにパーシャと結婚したのを知りながら、
”いずれ捕まるが、先が見えているなら精一杯生きよう。
 一緒にいられる間は…”と
ラーラへの愛を止めることは出来なかった。

オマー・シャリフよりロッド・スタイガーの
悪役ぶりが印象に残りますね。
”夢や理想で胃袋は満たされん、わかるか?”と
ラーラにのしかかるシーンなどは面目躍如?

ハリウッドが生んだ歴史叙事大作の映画ですが、
でもあからさまに言えば不倫映画?
この不倫を「革命」と言う名の嵐が吹き荒れる
ロシアを舞台に自らの運命と闘い、愛を燃焼させる
男と女の物語に仕上げているところが凄いですね。



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悪役

yinanさん

SOYOKAZEさん、こんにちは〜!

録画出来なくてもY-tubeで、時間があれば
「ラーラのテーマ」だけでも聞いて下さい。

私も悪役に魅力を感じます。
と言うのも、無い物ねだりで小心者の私には
悪人が羨ましい?

2015/01/03 13:10:06

ぞくっと

さん

yinanさん おはようございます。

昨日は早くPC閉じてしまったので、残念ながら録画できませんでした。

中途半端な悪役ってつまらないけれど、ここまで悪だと、精錬の士より惹かれますね。
女は身を亡ぼすような悪党に引きよせられる厄介な部分があるから。

2015/01/02 07:22:57

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