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2015年01月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 勧進帳

 「安宅」は全体として習い順3級の謡ですが、勧進帳の部分は重習(おもならい)と言ってもっとも難しい特殊な謡い方をします。2月の閑謡会で課題曲になっているので、特別に昨日「勧進帳」の部分だけレッスンを受けてきました。

 場面は、安宅の関(頼朝がつくり山伏となった義経を捕まえるために設けた新関)。12人の山伏となった弁慶一行が東北に出かける目的を、奈良の大仏建立に当たって勧進山伏であると説明した。関守・富樫某(ワキ)が弁慶(シテ)に対し、ならば勧進帳はあるかと問う。弁慶は咄嗟に機転を利かし、懐から何も書いていない巻物を取り出し「勧進帳」を読む。気迫に富んだこの場面は「安宅」の一つの見せ所。「安宅」は大衆芸能として多くの見せ場を作っている。

 「安宅」は世阿弥から100年後の孫の世代、観世小次郎信光(中興の祖)の作といわれているが、このころは既に能を庇護した室町幕府も力をなくしており、能が庇護者を失い、大衆芸能化し始めた時期となる。能が謂わば、大衆劇として歌舞伎に近づく途上でもあった。登場人物は多く、シテ、ワキは同程度の「位」をもってきている。

 さて下の写真は昨日の焼却缶。缶に焼却の際、熱で出来た模様が如何にもお相撲さんに似て面白い!

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