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たかが一人、されど一人

スキー遭難事故 

2015年01月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は大寒だそうで全国的に冷え込んでいる。東京でさえ寒いと言えば寒い。しかし、東京はあと1ヵ月もすれば大分寒さも和らぐことだろう。寒さに強い訳でもないが不思議なもので、この頃になると身体が慣れてくるのだろう。冬の初めのように、鼻水が止まらなかったり咳が出たりする風邪の症状が出ることが無くなってくるので、気分的には大分楽になってくる。兎に角現在の生活環境は、子供の頃を思えば極楽みたいものだ。小中学生時代は、何処の家庭も似たようなものだったと思うが、家の中で1日中暖かい炬燵のある部屋は一間しかなかった。しかもその炬燵は1辺が高々45センチ、畳半畳にもならない小さなもの。床下に落とした火壺の藁灰の中に炭火が埋められて、布団に覆われた櫓の中だけ微かに暖まっていると言う代物。足先だけしか暖まらないが、当時は貴重な暖房器。4辺に座布団1枚ずつで4人が収容人数の限界みたいものだ。こう書けば故郷を同じくする同輩諸氏はすぐにピンとくるだろうが、子や孫にどう説明しようと彼等には想像し難いことだろう。従って冬になると、子供は出来るだけ外で遊ぶことを薦められたか、自ら好んでそうなったかは定かでないが、兎に角極力外で遊んでいたような気がする。その意味で雪は格好の遊びを提供してくれる有難いものだった。最初は坂道や神社の境内での橇遊び、それが長じるにしたがって、長靴でスキーを履いて遊ぶようになった。これが原体験となって、70歳を過ぎた現在でも現在でも毎シーズンスキーをしている。過去いろいろなスポーツを齧ったが、一時随分夢中にもなったし最も長続きしているスポーツだ。そんなに上手になった訳でもないが、スキーが年を取っても楽しめるスポーツであることは断言できる。しかし、スキーは昔から危険なスポーツとされていて、バランスを失って転倒、そして捻挫に骨折がつきものとされていた。スキー場内での衝突事故もスキー場にリフトが出現すると当然で、初心者でもスキー場のてっぺんに立てば降りてこざるを得ない。必然的にスキーヤー同士や、立ち木や岩に激突する事故が発生する。半世紀以上昔の志賀高原でも、1年に1件くらいの死亡事故が発生していたと思う。何れにせよ若い時は、これに挑戦すのだから格好いいだろう、なんて馬鹿げた考えにもなったりしたものだ。若い時分は誰しも、馬鹿をすることが自慢すべきことと錯覚するものかもしれぬ。今にして思うと、スキーに熱中した時代にも大した怪我が無かったのはレジャーに徹して余り高みを目指さなかったこともあるが、運が良かったとすべきかもしれぬ。最近は年相応のスキーを心掛けているが、それでも衝突事故などひやりとすることがある。ここ数日ニュースになっている「バックカントリースキー」は全く次元が違うスポーツと思うし、新雪を滑ることがそんなに楽しいかどうかは分からない。昨日NHK21時台のニュースでインタヴューに答えた冒険スキーヤーを自称する三浦雄一郎氏が「こんな素晴らしいことはない。」と冒頭で語った。あとで取ってつけたように「危険を察知したらすぐに引き返すことです。」と付け加えたが、こんないい加減な話は無いだろう。だからNHKはどうしようもないと言われるのだ。何を考えているか知る由も無いが、遭難した人の年齢を見ると結構なお年だ。当然自己責任の積もりだろうが、傍の人の迷惑は計り知れない。以て他山の石として、そろそろスキーそのものも考え頃かと思ったりしてしまう。

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