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話題性　

2015年02月13日
テーマ：シニアライフ

アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」の文庫本が、みつからない。

発端は、まず我が家の本箱で見つからなかったのだけど・・。頻繁に読み返している間に、どうやら紛失してしまったらしい。


先日、三谷作品のテレビ・ドラマを見てとても面白く、英国版の映画と比較しようと思いたってDVDを購入した。


それを見て、やはり原作(勿論日本語訳だが）とも比較してみたい思い、外出して書店があると立ち寄って、「ハヤカワ・ミステリー」のコーナーを覗くのだが、今の処見つからない。

これはAMAZONで探すに限る、と昨日購入手続きをしたのだが、何と配達は３月初旬になるらしい。

一緒に、手続した「紙ボックス入りのワイン」は、既に今朝届いたというのに・・。

話題性の効果は大変なものだ。


三谷作品を制作するに当たっては、ロンドンのクリスティー社（クリスティ財団）に許諾を得たそうだが、財団にとっても大きなメリットだっただろう。


話題性でいつも思い出すのは、数年前にベルリンフィルのコンサート・マスターに就任した、若きバイオリニストの樫山大進さん。

私は、彼が２０歳位の時に初めて演奏を聴いて、それ以来ファンになり、追っかけとは言えないまでも、近くで演奏会があればよく聴きに出かけていた。


私は、彼の抒情性がとても好きだ。

アンサンブルでは前に出過ぎないバランスの良さとか、音色の繊細さ等、彼の作り出す音楽はとても心地よい。


当地に転居してからも、豊田市でソロリサイタルがあった時には、友人が誘ってくれて一緒に出かけた。

でもその頃、彼の名前はまだ、それほど浸透していなかったので、客席の人数は数えられる程に少数であった。

それが翌年、ベルリンフィルのニュースが新聞に出た少しあと、やはり近郊で同じようなソロリサイタルが開催されたのだが、今度は早々と完売してしまって、聴く事ができなかった。


暫くして、騒ぎが収まったころに、又ゆっくりと聴ける日もくるだろう、とやせ我慢をしたけれど、やはり話題性は凄い。


そして、今日購入した「紙ボックス入りワイン」にしても、Ｇさんのブログを読んで購入した人は、私だけではないかもしれないし・・。

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