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たかが一人、されど一人
金も無いくせに
2015年02月26日
テーマ:テーマ無し
人間社会には様々なしがらみがあるが、年齢によって大きな変化をすることを実感する日となった。500万円にも満たない乏しい蓄えの中から、今日1日で100万円以上の支出を決断したからである。毎日千円未満で昼飯代とすることを心掛けている身としては、久し振りに少しリッチになった気分でもある。度々書いているが、平成15年サラリーマンを辞めて、細やかな個人事業を立ち上げた。その際、自宅を事業所在地として登記したが、夫婦円満の秘訣はべったりし過ぎぬことと心得て、近くのぼろアパートに1室を借り受け事務所とした。サラリーマン時代と同じような時刻に、自宅から事務所に出勤できるわけである。起ち上げた事業が曲がりなりにも仕事になっているうちは、当然ではあるが何の違和感もなかった。しかし約3年前から仕事が無くなったので、本来であれば、その時以来事務所は閉鎖して終日家に籠るべきだったかもしれない。自宅から徒歩約10分の事務所の家賃は月8万円でだから、決して安いとは言えない。それだけに居心地は最高と言えないまでも決して悪くなく、気に入っている。実は起業当時、最初に借りたアパートの家賃は月7万円だった。このアパートの程度が非常に低くて、昭和38年に初めて上京した時に借りたアパートと大差ない部屋だった。それが5年前だったか取り壊しになるとのことで、探し当てたのが今のアパート。当時は未だ仕事が続いていたので、1万円くらい高くても何とかなるだろう、と甘く考えていたものだ。ところが世の中の変化はそんなに甘くない。新しい事務所に引っ越した年あたりから風向きが変わり始めて、たった1社の得意先の雰囲気が変わり、売り上げが20%減り、その翌年も又30%ダウンすると、その翌年にはお役御免となって、平成25年度から売り上げがゼロになってしまった。得意先に新しい担当者が来て様子がおかしくなり始めると同時に、こちらも仕事への意欲が無くなり、手元の書類を確認すると平成23年4月から社長を代わってもらった。彼は別の会社に勤務していて、そこの社長も了解の上、席はそちらのままで、こちらの仕事をしてくれることになった。その時の条件として、小生は無給になるが、事務所の家賃は会社に負担してもらうことで新社長と約束した。当時の仕事量からすると、社長の給料の支払いが精一杯でとても家賃は出ない状況だったのだが、資本金300万円が手つかずで残っていたので、これがゼロになるまではいいでしょう、と合意したのである。昨年の今頃、この新社長に事故が起きて不幸にも亡くなってしまい、今年度から又社長に復帰した形ではあるが、仕事が無いのだから家賃で資本金を食い潰しているだけである。そして来年度どうするか、その決心の日が今日だったと言う次第。と書けば些か大げさで、今更100万円の残りを惜しんでも仕方ないので、最低でもあと1年はこの事務所を借りることに決めていた。兎に角、毎日が快適であることが大切で、この環境が後1年続くと思えば嬉しくて、気分が爽やかだ。しかしその後のことは分からない。多分へそくりがスッカラカンになるまで自宅に戻らないことだろう。冒頭にしがらみ云々と書いたが、誰しも若い頃は義理と人情のしがらみに絡まれて難儀するとしたものだろう。その若い時に義理人情を少し蔑ろにしてでも、蟻さんみたいに沢山溜め込んであれば苦労はないだろう。完全リタイアすると義理と人情のしがらみからはすっかり解放されてさっぱりするが、懐が急速に寂しくなって、今度はお金のしがらみで苦労しなければならない。しかしお金の問題は個人的我慢とのトレードオフだから、本当は大した問題ではない。人間は常に克己心を念頭に生涯勤倹貯蓄に励むべきが、我が父の教えで、父はその通りの人生だった。その対称にいたのが母の存在で、母は特に晩年、お金に執着することなく使うことだけ考えていたような気がしなくもない。他にも昔は貧乏人が多かったせいか、或いは皆若かったせいか「金は天下の廻りもの」と言う喩えをよく聞いたが、最近は余り聞かない気もする。小生の考えはどちらかと言えば、叱られるかもしれぬが明らかに母譲りと思う。
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