メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

北軽井沢 虹の街 爽やかな風

みかげ茶屋 

2015年05月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し






























講談社発行の「セオリー」という雑誌がある。今、手元にあるセオリーは2010vol4となっていて7月に発行されたものだから、隔月に出る雑誌のようだ。確か軽井沢の平安堂書店で見つけて買ったもので、「あなたの知らない軽井沢」というタイトルの特集が載っている。それに玉村豊男という名前が目に入り、迷わず買ったことを思い出す。
その雑誌の後ろの方に「軽井沢住人」に聞いたあまり教えたくない「名店」という記事があり、その中に「みかげ茶屋」が載っていたと妻が言うのでページをめくってみた。
 
そこには、大阪府/53歳/会社経営者のコメントが掲載されていた。
オーナー夫婦のセンスが光るカフェ。珈琲は自家焙煎の深煎り豆で淹れ、奥深い味わい。
オーナーが有名建築家で手作りのインテリアが素晴らしい。料理を担当する奥さんは、料理研究家の山本麗子さんに弟子入りしていたこともあるという。京都出身なので料理のはんなりした雰囲気がいい。
 
雑誌「セオリー」を買った2010年には、私たちは「みかげ茶屋」を知らなかったし、この掲載されていたコメントも見ていなかった。2013年の3月に佐久総合病院を退院した日、嬬恋の妹に案内されたのをきっかけに、すっかりお気に入りになった妻と、時折、ランチを楽しんでいるが、昨日も佐久の帰りにランチに立ち寄った。
みかげ茶屋では、いつも「茶屋御膳」のメニューを選ぶ。茶屋御膳は月に二度内容が変わるが、昨日は、ほうれん草の焼きわんたん、韓国風かつおのたたき、厚揚げの木の芽味噌田楽、豚肉入り切り昆布煮。妻はいつも「これ私の味」という。昨日はあらためてまったくそうだと私も感じた。
 
店主から聞いたわけではないが、店の名前は御代田町との境にある御影用水の「御影」からつけたものに違いないと思っている。その昔、小諸市の東南に位置する御影新田は、当時は河川がなく葦や木々が鬱蒼と茂り、狐や狸が住んでいる原野で、用水を引かなければ開発できないところだったという。御影用水は、軽井沢町の千ヶ滝と白糸の滝を水源に持つ。40km離れた農地を潤すこの用水は、その距離を経てもあまりにも冷たい為、途中、水温を上げるために水路幅を広げた「溜め」が造られた。それが御影用水なのだ。
この御影用水の景色が素晴らしい。追分宿から直線距離で1kmにありながら、「和」の街並みである街道の宿場とは対照的な「洋」の景色がここにはあり、その上流には堰が設けられ、浅間の豊かな伏流水が流れ込んでいる。その畔の雰囲気は、どことなくヨーロッパを思わせる。私たちは、いつかここを歩いてみようと話しているが、まだ実現していない。
昨日は、橋のたもとに見事なズミの花が咲いていた。
次回は、オーナー自慢の珈琲をぜひ味わってみたいと思っている。
 
みかげ茶屋  http://mikagechaya.com/index.php?Top
 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ