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のびたの日記

認知症の方にも歌が生きている 

2015年05月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



音楽ボランティアの原点とも言うべき介護施設へ 昨日も訪れた
認知症の方が目立って 他の施設のように歌を歌ったり楽しそうな顔は少ない
声にならない うたごえの会のようでもある
 
数か月前は 幾分 皆さんの歌う声が僅かでも大きくなってきたと 内心私は喜んでいた
メンバーが変わったり 進行が早いと これも消えて行く
中には奇声を発し続けたり 腕の拘束をされている方もいる 自傷を防ぐためである
 
それでも 終わりの時間になって挨拶すると 多くの方が寂しそうな顔をする
全く反応の無い方2.3名を除けば 時折伴奏しながら見ていると 唇が動いているのだ
歌声にはならないが 心の中で一緒に歌っているのだろう
 

 
器材を抱えて皆さんのそばを通ると 口々に有難うと私に言う
握手も求められるが手がふさがっている
本当は手を握って包んで上げれば すがるように手を離さない方々でもある
 
言葉を忘れているのかと思っていた方も スタッフの言うには 時折 歌を部分的に歌うそうだ
断片的にふるさとの話も出来るとも聞く 残念なのは この方ばかりに拘わってあげられない事だ
こうした方々に個人個人の音楽療法などで対処できれば 改善や進行を遅らすことが出来る
 
施設でもある程度 これを理解して対処しているが 多くの方が対象で個人だけには難しい
私もこの施設には7年近く 毎月 通い続けている
見慣れた顔が だんだん衰えて行ったり 全てを忘却し行く姿もある
 

 
ただ 確かに歌っている実感がつかめる場合が多い
永い人生のこれからの時に 終焉を穏やかに人間らしく過ごして欲しいと心から祈る
そして 皆さんのその時間に 心地良い 楽しいと思える時間が少しでも出来れば幸いである
 

 
私も 何時かは 同じ姿かもしれない
しかし 現在は健康 もっと気を付けて 自身も大切にしてボランティアを続けたいと思う
何しろ この施設には 他のボランティアは誰も訪れないのだから ・・
 
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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