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たかが一人、されど一人
組織と個人
2015年06月12日
テーマ:テーマ無し
35年も昔のことだ。未だ40歳で小さな広告会社の大阪支社長時代の時、大手企業の宣伝課長からこう言われたことを鮮明に覚えている。「俺はお前の会社はそんなに信用していないので、お前の会社とは付き合わない。しかし俺は個人的にお前と付合い、お前を信用している。」確か雑誌の広告掲載に重大なミスが発生して、会社の代表として謝罪に赴いた時だった。罷り間違えば東京から雑誌社の幹部や当社の社長が、雁首揃えて誤りに来てもおかしくない事件だった。しかしその一件は、当日用意していった条件を飲んでもらい、その日のうちに解決することになった。ゴルフが大好きな課長さんで、こちらはあまり上手くも無いゴルファーだったが、可愛がってもらった。彼の奥さん(お子さんがいなかった)も一緒に3人でよくプレーしたものだ。謝罪に赴いたその日も、散々お説教をされた後で、結局翌週末のゴルフを約束して帰社したような記憶がある。単に日頃の接待が功を奏しているだけじゃないか、との見方も出来るだろう。しかし接待費がどんなにふんだんにあっても、個人的信頼関係は構築できない。やはり組織人格を超えた個人の人間性とか相性は大事である。組織の行動原理に乗って動いていても、肝心な場面に来るとどうしても個人の資質がものを言うような気がする。こんなことを思いだしたのは、昨日の報道にあった衆議院憲法審査会での高村自民党副総裁と枝野民主党幹事長の意見陳述からである。それぞれ政党の看板を背負う大幹部だから、党の方針に沿った発言に終始するのは已むを得ぬことだ。興味をそそられたのはお二方とも職業は弁護士で法律家の出身であることだった。高村氏は法律家としての識見が如何に高かろうと、現在所属する自民党が目指す方向に反することは、組織の構成員として口が裂けても言える筈は無い。彼も法律家である以上、問題となっている法律がこれまでの憲法解釈と論理的整合が取れないことは百も承知の筈だ。そこで昨日は、国民主権を守るためには、立法府の政治家の存在がどんなに重要かを強調するしかなかった。「憲法学者に国民が守れますか?守れる筈はありませんよ。」である。方や枝野氏は法律家として憲法学を論じていればいいのだから気楽なものだ。国民が憲法を定めているので、何人も憲法を恣意的に解釈することはできません。論理が単純なだけに至極もっともに聞こえる。攻める枝野に守る高村の感は否めない。結局高村氏は、違憲か否かの判断は最高裁判所がすると言わざるを得なかった。その通りだ。正確には最高裁長官かもしれぬが、結局は司法の人間がすることになるのだろう。政治家はきれいごとを並べても、所詮は属する組織の目標に沿って動く。組織目標に沿った意思決定は、大阪支社長時代に口酸っぱく社員に要求したことだ。政治家の行動原理は営利企業と全く同じかと痛感した。しかし、司法となるとどうなるのだろう?法理論的には疑う余地が無くても、政権の顔色窺うような司法判断が多い昨今、司法組織の行動原理に少し不安を禁じ得ない。
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