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のびたの日記

施設でのひとこま 唱歌の歌詞は難しい 

2015年07月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



先生!歌詞の中にある うらかぜ とか いさご吹く とはどういう意味ですか?
えっ ちょっと先生は勉強不足 うまく応えられないから 難しい質問はしないでね
笑いを誘いながら 答えたが 的確な答えで無かったことは 後で調べて分かった
 

 
昨日の墨田の介護施設 のびたさんと歌おうと言う 歌の時間のことである
施設では 私は歌の解説はあまりしない 認知程度の事もあるが 楽しく歌える雰囲気が大切だ
一般のうたごえの時は 時には難しい用語解説や背景を説明したりする
 
質問された歌は 海 松原遠く消ゆるところで始まる唱歌の時だ
うらかぜかろく いさごふく 浦風は漢字にすると何となく分かる 浜を渡る風だ
さて いさご? これはパソコンでこう入力すると 砂金 と出る
 
浜を渡る風が さらさらと 砂を舞いあげたりする光景だ
とにかく 明治時代に出来た唱歌は 格調高く素晴らしい歌詞だが難しい
それがために名曲であっても 学校では取り上げることは敬遠されて来た
 

 
ハーモニカを吹く女性がいる
聞けば93歳で 施設へ来てからハーモニカを覚えたのと言っていた
先生に聴いて欲しい 一緒に演奏したいと何度も言う そういえば前回も言っていたっけ
 
始まる前ならと言うことで 演奏して貰った
確かに 簡単な唱歌や歌謡曲は メロディになっている
ただ 技量はと言うと メロディにはなるが ぶつぶつと切れたり とても伴奏にはならない
 
ダメよと断るわけにもいかず 多少は褒めなくてはならない
始まる前に得意げに何曲も吹きだした ところが始まっても止まらなくなった
本人は得意そう 周りは不愉快な顔をしている方も見える
 
しようが無いから それを無視して私が伴奏を始めた しばらくしてから止まった
心では ごめんねと詫びながら 歌の時間を進行するしかない
全部終わってから挨拶すると 一向に気を留めて居ない
 
先生 今度は新しいのを買ってきますと 更に意気込んでいる
何本持っているのと聞くと5本! 私でも2本 それも 更に買い増すと言う
93歳 意気込みは良いけれど スタッフ曰く 周りはかなり迷惑しているらしい
 
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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