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たかが一人、されど一人

セレモニーのつもりだろうが 

2015年09月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

与党の予定からすれば1日遅れということだろうが、安保法案の委員会採決が強行された。火曜日の中央公聴会に続いて昨日は横浜で地方公聴会があった。ここでも与党推薦2名と野党推薦2名の有識者の意見陳述があり、各党代表からの質疑がなされた。この2日間の議論は極めて分かり易く、素人の理解を深めるのには大変有意義であった。公聴会を詳しく聞かなくても、多数の国民は今回の法案について相当理解が深まっている訳だ。総理が「残念ながら国民皆様の理解が深まっていない。」と言うのは総理の大きな考え違いで、総理が国民の声を受け止めていないだけの話である。たまたま昨夜NHK・BSプレミアムで「1989年11月9日ベルリンの壁崩壊」のドキュメンタリーを見ていて思ったことがある。大衆の思いが高まると、思いもかけぬところで爆発するものらしい。西ドイツの1ジャーナリストが引き出した、東ベルリン官僚の本当に詰まらぬ一言が、一瞬にして壁の崩壊に結びついたのだそうだ。このブログでは再三国民の意思について書いている。小生の理解としては、与党案に反対する人は多数だと思っているが、間違っている可能性もある。昨日のテレビを観て思ったことがある。デモなどに参加しない人を含め、本当に多数の人がこの法案に反対、或いは今国会での採決はいけないとおもっているなら、それは火山のマグマのようなものだろう。このところ火山活動が活発なので思ったのだが、マグマの動きが怪しい火山の地下活動を無視して、強引な登山すると碌なことにならない。法案に反対する気持ちが強いので、与党側に天罰が下ることを祈っている訳である。天罰は当てにならぬだろうが、昨日の公聴会で野党推薦の先生の一人が意見陳述に先立ち、鴻池委員長に質したことがある。「この公聴会の後、即委員会採決との話もあるが、それが本当であれば述べるべきことは何もありません。」これに対し委員長は「公聴会以降の予定は何も決めていません。理事会に諮って進める方針です。」と返事している。確かに昨日は採決したくても採決どころか、委員会が真面に開かれなかった。その意味では、野党推薦の先生の質問に嘘の返事をしたことにはならないのかもしれぬ。しかし公聴会で貴重な意見が多数あったにも拘らず、その後、陳述人の意見を受けての質疑は一切行われていない。外形的に当日と翌日の違いがあったとしても、公聴会は陳述人が心配した通りのセレモニー又は茶番に過ぎなかった。この嘘がマグマの中に水のように浸みこみ、やがて水素爆発にでも繋がってほしいものだ。

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