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ジャングル 

2015年09月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 我が家の畑は、まるでジャングルのようだ。紫蘇(しそ)や雑草が覆い被さるように
生えている。これは、明らかにEMによるものだと思われる。EMとは有用微生物群の
ことである。

 主たる微生物は光合成細菌、酵母、乳酸菌などであって、これらにも様々な種類があるので
80種以上の微生物が共生しているものを言う。

 光合成細菌も酵母も乳酸菌も、それぞれの有用性は様々な実験で確かめられている。
特に酵母や乳酸菌は発酵食品を作る上で欠かせないものだ。私たちの祖先は早くから
その有用性を認め、様々な活用を試みてきた。

 その一つが漬け物類である。ひと頃、漬け物は塩分の取り過ぎで高血圧になると言われ
敬遠され、食生活から遠ざけられてきたが、最近の研究では決して塩分の取り過ぎで高血圧に
なるのではない。むしろ、もっと塩分を取らなければならないと言った研究結果も発表されている。

 今まで栄養学上の常識とされてきたものには間違ったものも多く、まだまだこれからの
研究を待たなくてはならないものが少なくない。

 そもそも私たちの遠い祖先は塩分の濃い海の中から誕生した。従って塩分とは切っても
切れない関係がある。塩分なるものが生物進化に与えた影響は少なくないと思われる。

 従って、塩分の濃い漬け物を発酵させる乳酸菌などは、塩分が濃いからこそ他の微生物が
生きられない環境で繁殖できるという不思議な性質を持っている。

 塩分の濃い漬け物樽の中でゆっくりと時間をかけて繁殖し、野菜などに旨みを加味して
くれるのである。そして保存が利く食料として私たちに恩恵を与えてくれた。
味噌や醤油も同じことだ。塩分の濃い中でゆっくりと酵母が繁殖し旨みを加味してくれる。

 そうした発酵によって作られたものがEM発酵液などである。そのEMを何年かにわたって
畑にまき続けてきた。その結果、我が家の畑の土質が大きく変化した。こんなに植物は
生長できるのか思われるほどの変化を与え続けている。

 その結果が、タイトルのジャングルなのである。とにかく今年は夏の終わりから雨の日が多かった。
その上、日照時間こそ少なかったが気温は高く、植物たち分けても草にとっては最適の環境で
あったらしい。巨大な植物が畑の一角を埋め尽くし、畑の景観が一変してしまった。

 特に紫蘇は何年もの間、種が散っては翌年に、その種がまた次の年にと世代を重ねるように
生え続けてきた。そして今年はジャングルの主役になった。まるで木の幹のように堅く太く
草刈り機の強靱な刃を持ってしても容易には切れないほどになっていた。
それらをことごとく刈ってしまった。

 そして畑の一角に広い空間が出来た。こんなに広かったのかと思わせるほどの空間である。
早速、その上をアキアカネの群れが舞う。汗をかいたが穏やかな秋の日の一日であった。

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