メニュー

日々徘徊〜♪

京都の不思議 

2015年09月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

八坂庚申堂・・・・・・三尸の虫(さんしのむし)

正式名を「大黒山金剛寺八坂庚申堂」
日本三大庚申の一つ・・・・・・・
大阪四天王寺庚申堂・
東京入谷庚申堂(現存しないらしい)

三尸の虫(さんしのむし)・・・・・どんな虫????
庚申の日を意味し,この夜人間の体の中に居る、三尸の虫が,(人間が生まれおちた時から,体の中に居るらしい)寝ている間に,体から抜け出して,天帝に人間の行った悪行を,告げ口に行く.天帝は,寿命を司る神さんだから,悪い事をした罰として,寿命を縮める。

本堂の、青面金剛は,三尸の虫を喰ってしまう、
と言う事で,青面金剛となったそうです。

画像1のくくりの申 色とりどりの申

初めて見た時は、さるぼぼかと思ってしまいした

このくくり申は、おさるさんが手足をくくられて動けない姿を表わしています。

この日は
くくり申の形に作られたこんにゃくを・・・・
庚申がこのコンニャクに佯じ祈祷されて,
この日に食べる事が出来るのだそうです。

北を向いて無言で食べれば無病息災間違いなし。
さて
15年もあと三か月すこし 今年の残りの 庚申の日は
10月16日. 納庚申, 12月15日.
京都は遠いと ???

では、お近くで青面金剛を探してみてください。

寿命 現代は 百歳の長寿がわんさかと・・
告げ口されようが 悪い奴ほどよく生きる。

そんな三尸の虫(さんしのむし)のお話でした。

「さるぼぼ」も「くくり猿」も、本来は赤色。
赤色は、魔よけの色。
赤い人形は、天然痘の感染を意味します。
恐ろしい天然痘を、サルに宿して、魔よけとします。

奈良では「身代わり猿」とも呼ばれる、この魔よけ。

それにしても、手足を縛って吊るすのは、
少しばかり、可哀想。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ