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独りディナー
映画「第三の男」
2015年10月12日
テーマ:シニアライフ
昨日の我がブログを書くきっかけとなった、うきふねさんのブログ、「違う意味で心がふるえる曲」を改めて読んだ。
色々な方々が書いていらっしゃるコメントが又、興味深かった。
このテーマ音楽が、「フォークダンスになっていた」という思い出を書いている人も居たし、「ビールの広告に出ていたイージーリスニング」だったという私の知らなかった情報や、「やっぱり明るい曲」といった思いがけない印象等など。
そうか。
印象とは、かくも、人によって、また登場する場によって、異なるものなのか、とちょっと衝撃的でもあった。
ユーチューブで聴いてみても、確かに速いテンポでの演奏が大半なのだが、私の中では、うきふねさんが書いてらっしゃる様に、「それは地の底から響いてくるようで低くゆっくりと。。」というイメージが強い。
数年前に購入した、DVDを改めて見ることにした。
有名な映画だし、ウィーンが舞台の映画だけれど、それまで全編を通してみる機会には恵まれず、購入した際に見たのが初めてであった。
モノクロの、光と影で不気味さを表現している映像。
その不気味さは、戦前のナチを描いた、根底に恐怖が秘められている不気味さとは、ちょっと違っていた。
第三者的立場のアメリカ人作家、ホリー・マーチンの視点で描かれていたからかも知れない。
考えてみれば、親友ハリー・ライムの事故死現場にいたとされる、謎の「第三の男」を探しているホリー・マーチンだけれど、違った意味で、彼自身も「第三の男」とみなすこともできる。
ハリー・ライム役のオーソン・ウエルズは、圧倒的な存在感で、あたかも「彼の映画」と思わされる程だけど、出演シーンが全体の三分の一にも満たない、という意外性も、この映画の価値を高めている理由の一つかもしれない。
冒頭のシーンに出てくる風景が、私が昨日ブログに書いた、探し当てられなかったベートーヴェンの銅像と、間違えて教えてくれたヨハン・シュトラウスの銅像、というのも、ウィーンの街をよく伝えている。
アントン・カラスの音楽は、ユーチューブにあらわれる速いテンポバージョンの他にも、様々なシーンによって演奏スタイルが変化していた。
そのことに触れている、コメントもあったなあ。
最初の方に、埋葬されている墓地のシーンの背景として出てくる演奏が、映画の持つ雰囲気をよく表していた。
この映画の中心は、何と言っても様々な情景だろう。
戦争で荒廃しながらも、その尊厳と美しさを変わらずに湛えているウィーンの表情と、アントン・カラスの音楽。
大観覧車と、ラストシーンの中央墓地。
想像を絶する程に、巨大な下水道。
そして、一番心に残るのは、オーソン・ウェルズの初登場シーン。
役者の凄さを感じた瞬間だった。
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事後報告で、何度もお名前を拝借しました
うきふねさん、
コメントありがとうございました。
やはり名画は、色々な人の記憶に残っているのですね。
そして、それぞれの方の印象がこんなにも異なるのが、本当に興味深かったです。
人気のうきふねさんが話題になさったので、色々な方の目に触れたお蔭ですね。
私は、ウィーンの名を聞くと、どうしても冷静さを欠いて、参加したくなる癖があるのです。
どうも、ありがとうございました。
2015/10/14 11:40:36
同世代、というのがサビですね・・
彩さんのおっしゃる通りです。
私も色々な方のブログを読みながら、記憶が蘇ったり、発想の転換ができたり、曖昧だった考え方に整理がついたり、素晴らしいお仲間に出会えました。
根底には、同世代というのが大きく響いていますよね。
価値観が似ているし、思い出にも共通のものがあって・・。
昨日は又、全く異なるタッチの映画を楽しんできました。
2015/10/14 11:32:42
恐れ入ります
「第三の男」にまつわる素晴らしい記事を感嘆しながら読ませて頂きました。シシーさんのお名前からしてウィーンに関係していたなんて驚きました。
明るいイメージの強いこの曲は、私の勘違いなのかと思わないでもなかったのですが、同感して下さる方がいらして胸を撫で下ろしました。私ごとですが、皆さまのお陰で、「第三の男」を聴いてもゾクゾクしなくなり感謝しています(*^^)v
今は、彩々さんと同じく、理解できるお年頃なのでDVDを是非とも見たいと思いました。こちらこそ有難うございました(__)
2015/10/14 10:40:36
バトン
うきふねさんBlogから、シシーさんの心を
震わせ、今、私の心の扉が開いたようです。
このシニア世代が集う、シニア・ナビって素晴らしい!
「第三の男」の曲は、冒頭の映像と共に目に耳に、
覚えていますが、私もストリーを知りません。
やっと理解できるお年頃(遅すぎッ!?)に
成ったので、DVDでじっくり観賞してみます。
シシーさん、うきさん、ありがとう!
2015/10/14 05:01:37
ヨーロッパの歴史を感じました
吾喰楽さん、コメントありがおつございます。
今見てみると、名画として記憶に残っているものは、やはり心に響く何かがありますね。
オーソン・ウェルズの存在感には圧倒されました。
2015/10/12 21:10:48
テーマ音楽
おはようございます。
私が2〜3歳のころ、封切られた映画ですね。
出演者もストーリーも、知りませんでした。
ラジオで聴いたテーマ音楽だけは、強烈な印象だったのを覚えています。
アントン・カラスのツィターのメロディは、今でも好きです。
2015/10/12 10:21:04