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独りディナー
楽しいながらも、はかなきものかな。
2015年11月10日
テーマ:シニアライフ
息子が遊びに来た。
数か月ぶりに見た息子は、何故かかなり太った様子で、買い物ついでに地下鉄の駅へ迎えに行った私は、遠くに見える息子を認識できなかった。
息子は188センチの長身で、ずーっとやせていたから、ひときわひょろ長いその容姿はちょっと異様なほどに目立っていて、見誤ることはまずない筈であった。
ところが今回は、太ったことで縦横比のバランスがとれたのか、遠くから見ると異様さが失われていたのだ。
嬉しいのか、がっかりしたのか自分でも判別できないけれど・・。
「もしや、其処に見えるのは、わが息子かな・・?」と私がいうと、
こちらは、黒のロングスカートに黒の長いポンチョという出で立ちだったので、
「もしや、其処に見えるのは、魔法使いか・・?」
と逆に突っ込まれてしまった。
「ちょっと前の、ハロウィーンだったら目立たないけど、浮いてるよ」というので、
「それでだったのか・・。
さっきから、通り過ぎる人が、何となくこっちをじろじろ見ていたのは・・」と納得すると、
「じろじろ見られるのは、気にならないの?」とさらに突っ込んでくる。
「まあ、通り過ぎる人に睨まれるのは慣れてるからね。無視されるよりは、いいかも」と、負けずに答えると、
「賞賛がないなら、罵倒でも、って感じ?」
何故息子に言われると、こんなにも楽しいのだろう。
我が家では、子供たちが生まれた時から、夕食にはアルコールがつきものだったから、二人の子供たちが呑兵衛になったところで、不思議もないし、もとより諌める気もない。
吾喰楽さんのブログを読んだ処だった私は、まずお昼ご飯にスパゲッティのナポリタンを用意した。
私は通常、自宅でのランチタイムではノン・アルコールである。
主人が現役だった頃には、昼間は一人だから、キッチンドランカーになっては、という危惧があったのだ。
でも、外での食事は大抵グラスワイン程度は呑む。
昨日は、息子が横でハイボールを飲んでいるので、ナポリタンも美味しく出来上がったし、私も外食気分でワインを飲み始めた。
それから、夕食まで、だらだらと呑み続け・・。
私が最近聴いた、21歳のショパンコンクール覇者の話をして、21年間の総時間なんて誰にも平等なのに、あの演奏は凡人には到底到達できない、と言うと。
「それは、指導法が変わったせいかもしれないよ。費やした時間は変わらなくても、今は効率的な練習法が開発されている筈だから・・」と、それから短距離走者のボルトの話で盛り上がった。
その間、主人は傍らでギターを弾いたり、ピアノを弾いたり、自分の時間を過ごしている。
主人も息子も理系人間なので、いつからか話題はアインシュタインの相対性理論が、アフリカの皆既日食で証明されたという有名な話に変わっていった。
横で聞いている私が、知らない言葉が出てきて聞き返すと、「大好きなパソコンで、調べな・・」と冷たく突き放される。
いつもながらの主人のフレーズも、子供と一緒に言われればいそいそと、パソコンに向かう、シニアママ。
夕食には、肉好きの息子のために、ローストポークを焼き、付け合せにフライドオニオン、アップルソース、キノコのトマトソース、大量に作ったナポリタンの残りをラザニア風にアレンジしてオーブンで焼いたり、育ち盛りの子供たちがいた頃の様なメニューで、又々長〜い夕食。
考えてみれば、はたちそこそこで一人暮らしを始めた息子の好みは、私の中ではいつまでも子供の時のままなのだ。
一年分くらい笑った気分だったけれど、親子なんて、長い一生を考えると、縁の薄い間柄なのだと、改めて認識した一日ではあった。
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距離
喜美さん、コメントありがとうございました。
お返事が遅くなりまして、失礼しました。
お嬢さんは、毎日電話をかけていらっしゃるるのですか・・。さすが喜美さんのお子さんですね。
喜美さんのご家庭の雰囲気が、よくわかります。
我が家は、東京と名古屋なので、親から見るとちょっと遠いなあ、と思いますが、向こうからは調度良い距離だそうです。
我が家では、親にとって子供たちとは、遠くにありて思うもの、の様です。
2015/11/13 13:39:23
子供
楽しい一日でしたね やっぱり子供は幾つになっても子供ですもの
我が家は私の年齢を考えて息子も
月2〜3回来ては見まわってくれます
娘は電話は毎日 今風邪ひいて うつすと大変と来ていませんけれど 子育ての苦労何かすっ飛びます 子供のおかげで楽しく生活しています
2015/11/11 08:10:34
吾喰楽亭、真似っこファンより
吾喰楽さん、コメントありがとうございました。
世の中には知られていない、「穴場」というものを、秘かに垣間見た気分です。って、私も「まだ」体験はしていませんが・・。
吾喰楽亭の深淵な価値は、それを実体験されている皆さんが、まず周知されることを嫌うでしょうね。
でも、文章の力は大きいですよ。
2015/11/10 20:02:28
ナポリタンは・・。
私たちの世代には、特別の思い入れがあるのかもしれませんね。
「パスタは、アルデンテで」とかいう世界とは、ちょっと違った軸足で。
大体、パスタじゃないし・・。
吾喰楽亭のメニューは、本当に食欲をそそります。私はよく、二日遅れ位で真似っこしていますが、やはり彩さんの様に実践体験した方は、一味違うでしょうね。
2015/11/10 19:50:56
理屈ではないのですね。
Reiさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
我が家の息子は、すでに結婚しています。
息子の様子を見ていると、二人は本当に幸せそうで、嬉しくなります。
親にできることは、彼らの邪魔をせずに遠くから眺めているのが一番かな、と理性では思うのですが、やっぱり遊びに来てくれると舞い上がってしまいます。
2015/11/10 19:44:09
ナポリタン
ご子息との会話、程よい距離感があり、中々よい親子関係だと思いました。
そして、お互いにユーモアがある。
私の周囲には、亡妻を含め、中々、子離れが出来ない母親がいます。
ところで、ナポリタンを、食べ切れないほど作るのは????
ラザニア風にアレンジしたとのことで、ほっとしました。
今日、ピーマン、タマネギ、キノコを買って来ました。
近日、ナポリタンにリベンジします。
2015/11/10 18:12:54
私もナポリタン作ったの
こんばんは。
シシー家の息子さんを囲んでの夕べが
目に浮かびます。
シシーさんチも普通の家族の会話だと何だか
安心(笑)
>「大好きなパソコンで、調べな・・」と冷たく突き放される。
これにはクスクスと笑っちゃいました。
私はお昼が「和風御膳」だったので、早めの夕餉には
イタリアに飛んでナポリタンにしました。
Gさんの御台所入口で作り方を見ていたので
それを真似っこしてみたくて…。
2015/11/10 17:37:08
家族の食事
息子さんが来られて、楽しい食卓でしたね。
私の息子も1〜2か月に一度、ご飯を食べに来ます。
確かに、息子の好みは子どものころと変わらないという認識はありますね。
これが彼女ができたり、結婚したりすると、微妙に変わってくるのでしょうか?
私も今から心しておかないと(^^;)
2015/11/10 17:33:30