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夜叉 

2015年11月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!
今日、11月11日は厚生労働省が制定した「介護の日」。
介護なんて遠い先の話と思っていましたが、
最近では他人ごとではないと感じるようになりました。
介護の対象者にならないよう日夜努力しなければ…。

今日の映画紹介は「夜叉」。
BSプレミアムで2015年11月11日(水)13:00〜放送。
「夜叉」とは、元は顔かたちが恐ろしく、
性質が猛悪なインドの鬼神だったのが、
仏教に取り入れられて仏法を守護する鬼神となったと
ありますから、本作で健さん演じる修治は
愛する者を守る為に、鬼神になってと言うことでしょう。

キャッチコピーは
”やさしさを、危険な香りにそめて、
男はひとり、人生はふたつ…”。

日本海に面した小さな漁港。
漁師として働く修治(高倉健)は15年前に
大阪ミナミでのヤクザ暮らしから足を洗い、
妻の冬子(いしだあゆみ)、三人の子供、
そして冬子の母うめ(乙羽信子)と一緒に
静かな生活を送っていた。

ある冬、ミナミから螢子(田中裕子)という
女が流れてきて「螢」という飲み屋を始めた。
螢子の妖しい美しさに惹かれて漁師たちが集まってきた。

やがて、螢子のヒモのヤクザ・矢島(ビートたけし)が
やって来たことから漁師たちの間に覚醒剤が広まる。
覚醒剤で妹を失った過去のある修治は、螢子に忠告する。

これに逆上した矢島は蛍子を包丁を持って追いかける。
止めに入った修治のシャツを矢島の包丁が斬り裂いた。
その時、隠し続けた背中一面の「夜叉」の
刺青がむき出しにされ、「人斬り夜叉」と呼ばれた修治の
過去はたちまち街中に知れ渡ってしまった。

そんな時、矢島がシャブの代金を
払えなくなりミナミの組長(下條正巳)に連れ去られる。
螢子は、矢島を助けてほしいと修治に頼み込む。
修治はミナミへ乗り込み矢島を取り戻したものの、
矢島は修治の弟分のトシオ(小林稔侍)に殺されてしまう。
ひっそりと漁村に帰ってくる修治。
そしてミナミに帰っていく螢子。

修治はヤクザから足を洗ったものの、
背中の「夜叉」を他人に晒したことで、
「夜叉」が目を覚ましたようです。

蛍子のために、義理も捨てて、人情にも目を背けて、
元のヤクザの世界へと戻っていきます。
昔の「夜叉」の血が騒いだのでしょうか。

監督が降旗康男で撮影が木村大作のコンビですから、
日本海の荒涼とした、海の風景はいいですね。
それに、健さんと田中好子さんのペアは
最後の出演となった「あなたへ」とつながっています。
1985年(昭和60年)制作。



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