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吾喰楽家の食卓

義妹家の七回忌法要 

2015年11月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

妻は三人姉妹の長女だった。
上の妹の連れ合いが、妻の数か月後に亡くなっている。
当たり前のことだが、一周忌、三回忌、七回忌・・・全ての法要が、わが家と同じ年になる。
一昨々日の日曜日、強い雨が降る中、義妹の連れ合いの七回忌を営んだ。
本堂で法要を営んでから、墓前にお参りをした。
墓経と呼んでいるが、僧侶に同行願って、墓前でも経を上げて貰った。
傘を差し、経本と鐘を持ち、読経を一人でこなすのだから僧侶も大変だ。
足元は草履なので、白足袋は雨で濡れていた。
勿論、僧侶が二人いれば楽なのだが。
納骨のときは、二人だった。
この寺、頼めば色々やってくれるが、夫々、料金が決まっている。
墓経は、僧侶一人につき幾ら、という具合だ。
千人以上も入れる大本堂で、法要を営むことも出来る。
石原裕次郎さんの葬式は、大本堂でやった。

法要の後、近くの料理屋で、お清めをした。
この店は、十人以上だと、マイクロバスで送迎してくれるから重宝だ。
近くには、他に適当な店がないので、わが家も利用している。
今回の参列者は、故人の兄夫婦を除くと、日頃から行き来している身内ばかりだ。
だから、アットホームな雰囲気で、料理と酒を楽しむことが出来た。
施主の義妹が簡単な挨拶をし、ビールの献杯で会食が始まった。
早速、息子は次に飲む酒を、ワインリストから選び始めた。
彼にとって義妹は、姉と母親を足して二で割ったような存在だから、遠慮がない。
結局、「獺祭」をボトルで頼み、息子夫婦と三人で飲むことになった。
料理は十品くらい出たが、特に刺身は絶品だった。
刺身は、生臭くないのは当然だが、口当たりの良さが美味しさに大いに影響することを再認識した。
残念だったのは天ぷらで、揚げ立てにもかかわらず、カラッとしていない。
今年、食べた中で、最悪の天ぷらだった。
親しくしている店だったら、帰り際に、小声で苦情を云ったに違いない。

今年の法要は、母の七回忌から始まり、今回で全てが終わった。

   *****

写真
11月8日(日)の宴席(ベストとワースト)



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