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2016年02月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 株式市場はどうなるのか

 本年に入って株式市場は世界中で全くさえない展開になっています。特に東京と上海株式市場が20%以上の下落、東京市場は先週末15,000円の大台を割り込みました。欧米市場も大きく下がっていますがその割合は総じて10-15%どまりです。エコノミストや証券会社の大方の予想が全く意味をなさないことを改めて思い知らされた方が多いのでは?最近の市場を説明したメディアの報道も常に後追いの解説に終始し意味不明です。

 前回も書きましたが、金融市場、特に株式や為替などの”相場”はケインズの言う人気投票の結果ですから、人々の狼狽(不安指数)が極度に大きくなっているとしか説明しえないのです。「不安指数」そのものも結局は結果を説明しているだけですが・・・

 欧米中央銀行の超金融緩和による過剰国際流動性が存在することに変わりはなく、商品や株式市場に流れ込んでいた流動性が一時的に銀行預金や国債、そして歴史的に安全資産と考えたれている金に向かているのが現在の状況でしょう。

 先週末の米国市場では米国の景気指数の改善で300ドル程度の株式市場の上昇を報じています。今日の上海市場の動きがこれからの市場の方向性を決めることになると思います。現在の不安指数を高めているのは中国経済の動向と、当面の原油価格の動向です。中国経済のソフトランディング(当局の政策に依存するところが大きい)が経済的に依存関係を深めてきた日本の市場への影響を大きなものにしています。

 しかし中期的には日本の実態経済のパフォーマンスは決して悪いものではなく、過剰流動性が存在する限り、市場が多少安定化すれば株式市場も回復を見せるでしょう。収益基盤の強い優良企業は自社株を買っても決しておかしくない水準です。市場の動向に振り回されないようにしましょう。

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