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ＤＯ　ＩＴ　ＰＲＯ　ＢＯＮＯ　

2016年03月02日
テーマ：テーマ無し

　トヨタ社会貢献質の取り組みについて

　トヨタ財団は幅広い社会貢献活動を展開していますが、今般名古屋に於いて、「トヨタＮＰＯカレッジ」を5月に開講し、第一期生は30名で年末には成果発表会が予定されています。

昨日はトヨタ東京オフィスに於いて、トヨタＮＰＯカレッジの「カイケツ」を利用した問題解決の手法についてキックオフ・セミナーがありました。トヨタの問題解決の手法はトヨタの成功の鍵でもあります。ＮＰＯカレッジでは、異なる課題を抱えたＮＰＯの課題解決にどのようにトヨタの「カイケツ」の手法が利用できるかを指南し、具体的な解決を図ろうとする取り組みです。

　昨日のキックオフ・セミナーではトヨタの品質管理の歩みと、社内の取り組み、今回の「カイケツ」を利用したＮＰＯカレッジの概要の披露がありました。また、このセミナーに協力する株式会社Pablicoの山元圭太社長からはＮＰＯセクターの抱える問題点等の指摘もあり、なかなか面白い勉強会でした。参加者は250名で会場は満杯。ＮＰＯ経営者、企業セクターの人材等公募で集まった多くの方の参考になったのではと考えます。

　欧米ではリーマンショックの後、ＮＰＯセクターへの資金循環が一時的に細り、現在では「成果思考」、「社会的インパクト思考」が資金調達のキー・ワードとなってきています。日本でも今国会に銀行の休眠口座の資金を活用してＮＰＯセクターを金融支援（約８００億）する方策が検討されます。但しＮＰＯセクターは①社会的成果とその効果検証の手法②基盤強化による自主運営比率の向上の二点を充足することが資金を活用できる条件となります。
ＰＧでも今後このような基準をクリアーして、社会課題解決型のＮＰＯ運営にチャレンジしたいと考えます。
日々是好日。

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