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平成の虚無僧一路の日記

無功徳(むくどく) 

2011年01月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「一休さん、布施をするとどんなご利益があるんですか?」
「そうさなぁ、一休の糞になる」

この話の元は、禅語の「無功徳(むくどく)」だろう。

「梁の武帝が、達磨(だるま)に問う。『わしは、おまえのために、
いくつもの寺院を建ててやった。多くの仏像も作らせた。さて、
どんな功徳があるかのォ』と。すると達磨は、『無功徳(むくどく
=功徳なんて無いさ)』と。怒った武帝は、建立した寺院も仏像も
破却し、達磨を国外に追放してしまった」とさ。

これは「何なにをしてやった。これだけ したのだから」という
思い上がりの心=驕慢の心を諌めたものだが、布施をしても無功徳
では、実も蓋も無い。 人は、何がしらかの救いを求めたいものだ。

梁の武帝は、仏教を尊崇し、善政を敷き、「南朝随一の名君」と
言われたが、晩年は「侯景」に裏切られ、幽閉されて、86歳で餓死
した。そんな史実から、このような禅語が生まれたのだろう。








 

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